俳優・斎藤工と女優・剛力彩芽が東京・大井競馬場にて29日、スペシャルトークショーを行った。東京シティ競馬（TCK）のTVCMで共演していた2人。CM撮影を振り返ってのトークもあったが、斎藤からは意外な苦労話が飛び出した。

2015年最後のGIレース『東京大賞典』を控え、約3万4千人のファンが胸を高鳴らせている中、斎藤工と剛力彩芽がなんと馬車に乗って現れた。スーツに蝶ネクタイ姿の斎藤に優しく手をとってエスコートされ、黄色いミニワンピースがキュートな剛力彩芽が馬車を降りた。

同レースに向けて放映されていたTVCM『最後の勝負篇』では、イルミネーションがまばゆい中、斎藤が「最後に笑うのは俺だ」と言いながらコイントス、剛力が笑顔で「私」と言い返すもの。このとき剛力が斎藤のマフラーをぐっと自分の方に引き寄せるため、2人の顔が大接近するのだ。その印象的なシーンについてトークショーでは、剛力が「顔を近づけるシーンは監督のこだわりが強くて、何度もテイクを重ねました」とOKテイクまで何回も顔を近づけたことを明かした。斎藤は「剛力さんは顔がとても小さくて僕の鼻くらいのサイズ」と笑う。「なので遠近法をつかむのに苦労しました」と振り返ったが、それが何回もテイクを重ねた理由なのだろうか。

また1年間イメージキャラクターを務めた斎藤と剛力だが、斎藤は「女性にも競馬に来てもらいたいというコンセプトでCMやキャラクターを務めさせていただいたので、最近女性のお客様が増えていると聞いてすごく嬉しいです！」と狙い通りの展開に喜んだ。斎藤は先日発表された『2015年 独身女性が抱かれたい男ランキング』でも堂々の1位に選ばれるほど女性から大人気。女性に向けての効果は絶大だったのだろう。一方、剛力は「CMやイルミネーションの点灯式に出させていただいたり、レースを見て馬の美しさを改めて感じたりと、ますます競馬場が好きになった一年でした」と笑顔で語った。

2人が乗った馬車に乗車できる場内イベント『スタークルージング』は、東京シティ競馬で12月31日まで開催予定。
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）