タレントの岡本夏生がブログで「迷惑なプレゼント」を正直に明かしている。彼女は使わない(食べない)ものは極力受け取らず、場合によっては相手に返すことが優しさではないかと綴っているのだ。
岡本夏生の今年最後の仕事は、12月24日に東京・下北沢で行うトークライブだ。ふかわりょうと共演するこのクリスマスイベントは、多くの岡本ファンも駆けつけている。
今年50歳を迎えた岡本は心機一転、「ゴミ屋敷」と化していた自宅をひとりで黙々と片付けている。膨大な量の不用品を前に、相当な時間が仕分けや処分の作業に当てられているのだ。また彼女は胆石持ちで、食生活にも気を付けなければならない状態。加えて最近の健康診断で、糖尿病にも要注意との結果が出てしまった。
このような生活を送っている岡本にとって、たとえ大切なファンからであってもありがた迷惑なプレゼントがあるという。基本的にファンにお金や時間を使わせてのプレゼントは好まず、イベントに来てくれるなら「身一つで来てほしい」と彼女は『岡本夏生オフィシャルブログ』で訴え続けている。
今年11月にデパートで行われたトークショーにはおよそ200人の観客が集まり、大量のプレゼントが届いたそうだ。それらの中には扱いに苦慮した物も多かったらしく、今回のクリスマスイベントを前に「迷惑なプレゼント」をブログにて正直に記しているのが彼女らしい。
生花やぬいぐるみ、食器や食べ物類などお断りの理由も丁寧に説明されている。これとは別に岡本が“一番ムカつく”のは「誰、誰さんから頂いたけど、使わないからあげるよ」といったプレゼントだという。「お前がいらないもの、俺だっていらないし」と述べているが、嬉しそうに貰っておいて使わなかったり、後で人にあげたり処分することが最も相手に失礼ではないか−というのが、彼女の持論なのだ。クリスマスプレゼントをはじめ、何かと品物を贈ったり受け取ることが多い時期だが、自分が要らないものを贈られた時はどうすれば良いのか悩むところである。
(TechinsightJapan編集部 みやび)