シンガーソングライターの森恵が関ジャニ∞『音楽王No.1決定戦』のカラオケ部門で、前回優勝者の新妻聖子にあと一歩というところまで迫った。番組では「素晴らしいです」とチャンピオンのパフォーマンスに頷いていた彼女だが、放送後にツイッターで「くやしいー!リベンジしたい!」と本音を明かしている。
第1回『関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦』の“最強カラオケ王No.1決定戦”では、カラオケの得点だけでなく表現力のあるパフォーマンスで魅了した新妻聖子。12月18日放送の第2回では、その“カラオケ女王”を破る者が出るのか注目された。
1回戦第2試合で“カラオケの帝王リン・ユーチンと当たったのが“最強叩き上げ路上シンガー”森恵(もりめぐみ)だ。実はこの2人、2013年に『関ジャニの仕分け∞』(放送終了)で対戦しており、その時はリンが勝っている。ところがこの日の課題曲『恋人よ』(五輪真弓)では森恵が神がかり的な歌声を披露した。
マイスターとして出演した秋川雅史は彼女の歌を聴いて「もう優勝ですね!」と思わず口にして次に控えるリン・ユーチンを驚かせたほどだ。さらに「これは、あり得ないっ、第一声から鳥肌が立った。あまり人の歌声で鳥肌が立つことはないんだけど、これはもう圧巻です!」と絶賛する。
その森恵が「99.325」を出して勝ち上がった。2回戦では同じ広島県福山市出身で13歳の“最強歌うま中学生”柿原穂乃佳と対戦。課題曲『逢いたくていま』(MISIA)を歌い上げ「99.400」を得点し決勝へ進む。先輩の歌声を聴きながら涙をこぼしていた柿原穂乃佳は、敗れても「スゴイなって思う…流石です」と感極まるほどだ。
新妻聖子は1回戦でイギリスのコーラスグループ・コラブロのリチャードと当たる。レ・ミゼラブルの『I Dreamed A Dream』を歌うとリチャードも「サイコー」と認めるパフォーマンスで「98.875」を出した。2回戦では課題曲『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』(アンジェラ・アキ)を歌い、「練習では思ったように得点が伸びなかった」というなかで「98.291」を出す。なによりその気持ちの入った歌に皆が魅了されていた。
そんな新妻聖子と森恵が決勝戦に残る。課題曲は『Let it Go』で、森恵は日本語の松たか子バージョン、新妻聖子は英語のIdina Menzelバージョンを選んだ。先行の森が「97.024」を叩き出したものの、次に新妻聖子が歌うとスタジオがミュージカル劇場となったかのような空気に包まれる。クラシック音楽歌手・ソプラニスタの岡本知高が「これぞ新妻聖子!彼女と同じ時代に生きていることが嬉しい!」と感動するほどのパフォーマンスだ。
森恵も「立ち姿というか、その世界に入っているのがオーラで伝わってくる。素晴らしいと思いました」とライバルを絶賛。結果は新妻が「97.628」を出し、かろうじて森の得点を上回った。予想以上の大接戦にどよめいたが、なにより驚いたのは対戦した2人だ。両手で硬い握手を交わしてお互いに健闘を称えあった。
“カラオケ女王”にあと一歩まで迫った森恵は、放送後に『森恵(もりめぐみ)(megumimori)ツイッター』にて「くやしいー!リベンジしたい!!」とつぶやいている。リン・ユーチンや柿原穂乃佳と並ぶ姿を投稿しているものの「新妻さんとも写真撮りたかったー!!」と残念そうだ。いつか、女王と再戦してその願いを叶えて欲しい。
※画像は『twitter.com/megumimori』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)