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writer : maki

【エンタがビタミン♪】マツコ、歴代リカちゃんに“アイドルの変遷”見る「リンリン・ランランの感じ」

マツコ・デラックスが自身の番組でリカちゃん人形の初代から4代までを目の前にして「2代目は私と同い年」と懐かしんだ。さらにリカちゃんの進化をアイドルの変遷と比較したところ、リカちゃん人形に詳しいマニアも共感するほどであった。

マツコ・デラックスが、様々な世界のスペシャリストとトークを繰り広げるバラエティ番組『マツコの知らない世界』(TBS系)で11月10日、“マツコの知らないリカちゃん人形の世界”が放送された。25年間リカちゃんと人生を歩んできた広瀬和哉さんは「家にリカちゃんが100体くらいいる」というマニアだ。

彼がそのなかからお気に入りを選んだ7体、リカちゃんの“神7”をスタジオで披露すると、マツコはそれぞれメイクが違うことに驚く。広瀬さんは「青い目、緑色の目、茶色の目など瞳の色やメイクもバリエーションがある」という。さらに彼がリカちゃんの最大の魅力だとする「奥ゆかしい魔法の表情」について「リカちゃんを見た時に、嬉しいなと思っているとリカちゃんも喜んでくれるし、悲しい気分でいると慰めてくれるように見える」と説明。リカちゃんには表情がないので「自分の心を映し出す鏡」でもあると持論を語った。

そんな広瀬さんが歴代リカちゃんの進化を紹介すると、マツコもぐっと興味を惹かれていく。

1967年発売の初代・リカちゃんは、マツコもあまり知らず「けっこう外国人っぽい」と印象を持つ程度だ。だが1972年発売の2代目・リカちゃんを見ると「私のなかでのリカちゃんはこれ! 私と同い年なのよ」と懐かしそうに手にする。アイドルに詳しいだけあり、衣装について「アグネス・チャンとかリンリン・ランランとかの感じよね、アイドル全盛のちょっと前」と見解を示すと、広瀬さんも「時代を反映してますね」と共感していた。

さらに1982年発売の3代目・リカちゃんについて「ちょうど聖子ちゃんが出て1年くらい、明菜ちゃん、キョンキョンのデビュー年よね、この顔も馴染みがある」熱く語るマツコ。「本当にアイドルの衣装にインスパイアされた感じですね」と広瀬さんの話すことがなくなってしまうほどだ。

4代目・リカちゃんは初代に比べて身長が1cm伸びた。世間の女の子の身長が高くなったことから合わせたのだ。また首もかしげることができるように作られ、表情が豊かに見える。マツコはリカちゃんまでませてきたことを感じて「まあっ! アンニュイな女ができるようになったのね!」と呆れてしまう。

はじめは引き気味だったマツコ・デラックスだが、次第にリカちゃんの魅力が分かり「ファンタジーフィルターがかかった」状態に。最後は広瀬さんから「この日のために、マツコさんに似せたリカちゃんを作ってきました」とトレードマークの黒いドレス着たオリジナルリカちゃんをプレゼントされ、「昔の芳村真理さんみたい」とたとえながら嬉しそうだった。

※画像は『twitter.com/bonjour_licca』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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