KinKi Kidsが音楽番組『ミュージックステーション』に出演して新曲を披露した。今回の作品について堂本光一が「応援ソングにしたかった」と語るなか、詞を依頼した秋元康との関係を明かしてHKT48の指原莉乃を驚かせた。
KinKi Kidsにとって35枚目となるシングル『夢を見れば傷つくこともある』が11月18日にリリースされた。20日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した2人は、その新曲を披露する前にタモリとのトークを楽しんだ。
堂本光一は「これまであまり歌っていない“応援ソング”」だと本作のコンセプトを語る。しかし「応援ソングといえば“頑張ろう”といった明るい曲が多いが、結果的にKinKi Kidsのは暗くなった。あんまり明るくないんですね僕」と苦笑すると、堂本剛も横で「そうですね」とうなずいていた。
『夢を見れば傷つくこともある』は秋元康が詞を書いている。「秋元さんとは意外につきあいは長くて」と堂本光一が明かすと、HKT48の指原莉乃が「え!?」と目を丸くした。「僕らの曲でいうと『SNOW! SNOW! SNOW!』とかもそう」と教えられて「あっ、そうなんだー!」と感激しておりずいぶん驚いたようだ。
秋元康は1999年1月13日にジャニーズのスペシャルユニット・J-FRIENDSが出したアルバム『People Of The World』で表題曲の日本語詞や『一秒のOthello~君に選ばれたい~』の作詞を担当しており、そのなかに“KinKi Kids STAR VERSION”があった。
アルバムでは『G album -24/7-』(2003年10月22日)の収録曲『停電の夜には -On the night of a blackout-』、『φ』(2007年11月14日)の『風の色』、『J album』(2009年12月9日)の『足音』、『K album』(2011年11月9日)の『破滅的Passion』などで歌詞を書いている。
シングルでは2005年12月21日にリリースした『SNOW! SNOW! SNOW!』や2012年1月11日に出した『変わったかたちの石』の歌詞を手がけており、確かに長いつきあいである。
さらに堂本光一が「僕らが10代の頃、よくジャニーさんの家に行くと秋元さんとロビーですれ違ったり」と口にすると、堂本剛も「エレベーターですれ違うとかあった」と言うではないか。「え、なんでですか!?」と指原が不思議そうにすると「ジャニーさんと秋元さんは、同じマンションに住んでいた」と明かして驚かせた。これにはタモリも「そうなんだ」と反応しており初耳だったらしい。
そんな秋元康が書いた『夢を見れば傷つくこともある』、KinKi Kidsらしい応援ソングとして聴くとさらに感慨深い。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)