料理愛好家の平野レミは、2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンの大ファンである。彼のことを「マイちゃん」と呼び、『You Are Not Alone』を聞くと今でも涙が出てくるほど心に響くのだという。そんな平野の夫であるイラストレーターの和田誠氏がマイケルについて失礼な発言をしたため、彼女が激怒したことがあるのだ。
20年来の友人だという阿川佐和子が司会を務める『サワコの朝』(TBSテレビ系)に21日、ゲスト出演した平野レミ。彼女がレギュラー出演していたラジオ番組をよく聞いていた和田誠氏は、「こんな人と結婚できれば楽しいだろうな」と好感を抱いていたという。また知人から彼を紹介された平野も理想がインテリ男子だったこともあり、知識が豊富な和田氏に初対面から強く惹かれてしまったのだ。こうして出会いから1週間で、二人は結婚を決めたというのだから驚きである。
元々はシャンソン歌手である平野が、マイケル・ジャクソンの大ファンなのはパフォーマンスだけではない。マイケルがこの世を去ってから彼女は、改めて残された詩集やメッセージを読み返してみたのだという。人生の後半はスキャンダラスな話題ばかりだったマイケルだが、彼が残してくれたメッセージは純粋で、愛に満ち溢れた素晴らしいものばかり。「この人は天使だ」と感銘を受けた平野は、夫にも理解してもらいたかったのだろうか。「お父さん、やっぱりマイちゃんは天使だったよ」と興奮気味に説明する彼女に、和田氏は冷静にこう言い放ったという。
「天使が整形するか?」
この返しに激しい怒りを覚えた平野は、1週間ほど和田に食事を作ることを拒否したらしい。「いいじゃん、整形くらいしたって」とスタジオで息巻く彼女のなかに、どうやらまた怒りがこみ上げてきたようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)