AKB48の藤田奈那がバラエティ番組『ダウンタウンDX』に初出演を果たした。彼女は番組のディレクターが「完全に爪痕を残してくれました!」と絶賛するほど見せ場を作っており、『選抜総選挙』では5連続圏外とは思えぬ逸材かもしれない。
9月16日に開催された『第6回AKB48グループ ソロシングル争奪じゃんけん大会』で優勝した藤田奈那(18)。10月29日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ)に初登場すると、その『じゃんけん大会』で今回勝つまでは「ヤラセだと思っていた」と平然と口にしてMCのダウンタウンを呆れさせた。
また、AKB48の先輩である前田亜美からのメッセージで「なぁな(藤田奈那のニックネーム)はミルクレープを、1枚1枚剥がしながら食べる。みっともないし、食べるのが遅くなるのでやめて欲しい。普通に食べられませんか!?」と訴えられるが、「いや、食べられません」と即答。番組史上まれにみる短いトークで終わった。
彼女は「宝塚のために生きている」というほど宝塚歌劇団の熱いファンである。この日、ゲストの元宝塚宙組トップスター・大和悠河が正面のひな壇に座っていたが、大和から「目を合わせてくれない」と指摘されると「見れないし、見ないで欲しい」と緊張して答える。「私なんかを視界に入れないで欲しい」というのだ。ダウンタウンに促がされて大和が彼女に投げキッスすると、感激するあまり「ヒエッ~!」と飛び跳ねていた。
前田亜美からミルクレープの食べ方についてクレームがあった時にも、大和悠河が「わかりますっ」と1枚ずつ剥がして食べる藤田奈那に共感。藤田は「悠河さんと一緒なら絶対やめない!」とハイテンションで断言しており、前田亜美の願いが叶うことはまずないだろう。
自身を一躍有名にしてくれた『第6回AKB48じゃんけん大会』についても、本当は2位になりたかったとカミングアウト。1位にはご褒美としてソロデビューが約束されるが、「ソロは背負うものがいろいろとある」ので気が重いらしい。その点、2位はカップリング曲のセンターなので「(センターで)おいしい上に、(カップリングなので)プレッシャーもなく」、売上もそれほど責任を感じなくて済むという。
そんな藤田奈那のキャラクターを同番組の上原太志ディレクターも評価しており、『上原太志(uehara1108)ツイッター』で「藤田さんは完全に爪痕を残してくれました!」とつぶやいている。彼女にはどのようなトークが飛び出すか期待させるところがあるのだろう。
もちろん、ソロデビューも楽しみだ。本人は2位でなくて不本意かもしれないが、13歳でAKB48に入るまで8年間もバレエのプロを目指して養成所に通ったというその感性を発揮してもらいたい。
※画像は『twitter.com/fujitanana_1228』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)