3日、都内にて11月6日に公開される映画『ミケランジェロ・プロジェクト』イベントが行われた。ジョージ・クルーニー、マット・デイモンら豪華ハリウッドスターが出演することでも話題の本作。ゲストには両者になりきったお笑い芸人・村上ショージとジミー大西が登壇し爆笑イベントとなった。
ジョージ・クルーニーとして紹介された村上ショージ・クルーニーは「謝謝」とまさかの中国語で挨拶。通訳付きといった本物を思わせる演出だが、その後も英語、日本語、中国語もどきにショージのギャグが交じる。「ジョージが来るよりショージが来るーに」とダジャレも絶好調だ。
そこへ赤いベレー帽にベージュのトレンチコート姿のジミー大西・デイモンが登場すると、自ら「マット・デイモン」と何回も口にする。ショージから「やってる~?」と言われ「やってる、てーる」「なんかついてますよ」「唇です」とジミー大西がギャグを披露。完璧(?)なボケとツッコミで会場を沸かせた。
すべって笑わせるショージとジミー。映画の主人公たちと共感ができるところを質問されると、「僕もジミーちゃんもさんまさんに本当に世話になっているんでね。ものを取り戻しにいくのではなく、さんまさんが貯めてた貯金箱からお金をチョコチョコ頂いていたので、違う形の奪還でした」と告白。さらに「さんまさんが着ていないセーターを勝手に着たりして」と明石家さんまのものを取っていたことを明かした。
囲み取材では、映画にちなみ「奪還したいもの」を聞かれた村上ショージとジミー大西。「5歳から60歳までさかのぼったけれど、これと言ってない」と言うショージに対して、ジミーは「早見優ちゃん!!」と何の迷いもなく即答。奪還の意味は「もともと自分のものだったものを奪い返すことだ」と報道陣から突っ込まれると「ほんまは自分のものだったんです!!」と今日一番大きく声を張り上げた。
イベント中からお金がないことに触れるジミーは、自ら財布の中身を披露。「昼めし食って終わりですよ。4日間ほな4,000円で東京やっていかないとならない。どうしますー?」と嘆き、ショージも「みなさんならどうします?」と一緒に笑わせた。「親代わりのさんまさんに連絡しなさいよ。日テレの前ウロウロしてたら“何やねん!”3万円言うたら5万円持っていけと言われるわ!」と会話全てを笑いに変えた。
自身の再婚については「ないですね~。さんまさんが結婚したら。そういう関係です」と最後まで村上ショージの世界を繰り広げた。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)