武田鉄矢がLINEスタンプに登場した。「武田鉄矢のぼくは○○スタンプ」シリーズは、あの浅野温子とW主演したドラマで彼が発した名セリフからネーミングしたもの。博多弁を駆使した多彩なバージョンが、まさに博多ネイティブ武田鉄矢ならでは!だ。
武田鉄矢と言えば、ドラマ『3年B組金八先生』シリーズや『101回目のプロポーズ』が思い浮かぶほど主人公のキャラクターが定着している。そして、どちらも博多弁を口にするところが特徴だ。「武田鉄矢のぼくは○○スタンプ」シリーズでは彼のイラストと音声により、金八先生でおなじみの「このバカチンがぁ~」や、『101回目』で星野達郎が矢吹薫(浅野)への愛を証明しようと、走るダンプカーの前に飛び出して間一髪で止めた後に叫ぶ「ぼくは死にましぇん」をもとにした「ぼくは○○しぇん」バージョンが楽しめる。
LINEスタンプの制作に初挑戦した武田鉄矢は、ナレーションを2015年9月某日に収録。現在、メイキング映像がYouTubeで公開されており、制作現場の雰囲気が垣間見られる。こだわりにこだわりぬいたナレーションのレコーディングとLINEスタンプ用に新たに撮りおろした表情は必聴、必見の価値あり。本人曰く「LINEスタンプは全然分からない」ようだが、完成してみればクオリティの高さが伺える作品に仕上がった。
なかでも彼が「ばり ぼり じょん じょじょん」について解説、それを活用した博多弁をしゃべるところはネイティブの博多人を感じさせる。「バリよか!」としてスタンプにもなっているが、「ぼり」や「じょん」については博多でも普段はあまり聞かないほどコアなので使われなかったようだ。
女性が博多弁を使うとカワイイと評判だが、博多華丸・大吉の人気で男性が口にする博多弁も注目されてきた。今回、武田鉄矢がLINEスタンプに登場したのはタイムリーと言えるだろう。
『武田鉄矢のぼくは○○スタンプメイキング動画』(https://youtu.be/QuPjzk1Rkhc)
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)