西川貴教やココリコの遠藤章造は、他人が握ったおにぎりは食べたくないと公言している。実は彼らばかりでなく、同じような主張をする人が増えているそうだ。2人の言い分を聞くと一理あるものの、それが当然な世の中になってしまうのはどこか寂しい。
T.M.Revolution西川貴教がメインパーソナリティーとなるインターネット番組『西川貴教のイエノミ!!』で、今年の3月26日にゲスト出演したベイビーレイズJAPANのメンバーが西川のためにおにぎりを作ってきた時のこと。西川は「まじかーっ!」と動揺して「人のかあちゃんが握ったおにぎりとか食べられへんタイプ」だと明かした。「人の手には雑菌がたくさんついている」とその理由を説明しており、一応「おつきあいがある」人ならば我慢して食べるらしい。
また、さる10月17日深夜放送のラジオ番組『オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』(MBS)に出演したココリコ遠藤が、やはり他人が作ったおにぎりは食べることが出来ないと明かした。彼の場合は以前から苦手ではあったが、マツコ・デラックスと共演した際に目の前で握った「ビッシャビシャのおにぎり」を食べさせられてからさらに嫌いになったそうだ。
芸能人では有吉弘行やロンドンブーツ1号2号の田村淳も同様に、他人の握ったおにぎりを食べることが苦手だと明かしている。また、週刊誌で一般人にアンケートをとったところ、“他人の握ったおにぎりを食べること”に抵抗を感じる人は25%で4人に1人という結果も掲載された。
最近の料理番組で料理の先生がラップに包んでおにぎりを握る場面を目にしたが、そうした傾向の表れなのだろうか。地域や学校行事などでお母さん達が集まっておにぎりを握る光景も減っている。衛生面を考慮してのことだとしても、それに伴って何かが失われるような気がしてならない。
※画像は『ココリコ遠藤章造 shozoen Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)