体が大きく体重が重い人は運動が苦手…と一概には言えない。筋肉質でその上に脂肪がついているタイプで運動能力が高い人もいる。10月11日にスポーツ庁が発表した「2014年度体力・運動能力調査」によると、成年（20～64歳）の男性の場合“肥満”より“痩せ過ぎ”の人の方が運動能力が劣っていることが分かったという。

10月12日の『5時に夢中！』（TOKYO MX）“夕刊ベスト8”のコーナーでも「2014年度体力・運動能力調査」の記事が取り上げられ、高齢者（65～79歳）で“ほとんど毎日運動をしている”人は立ったままでズボンをはける割合が8割を超えているが、運動を“しない”人は7割に届かなかったことが紹介された。

この記事が読み上げられると、月曜レギュラーのマツコ・デラックスは「こんなこと自慢でもなんでも無いんですけど…私、立ったままズボンはけます」と誰から聞かれなくとも、自ら答えていた。その横で若林史江は「衝撃的でしょう？」と笑っていたが、本番前にそのことを聞いた彼女は大変驚いたという。MCのふかわりょうもマツコが“はける”と言っているのは丈の短いショートパンツの類で、くるぶし丈のズボンは立ったままでは無理だろうと決めつけていた。

“靴下も立ったままはけると思う”と主張するマツコだが、なかなか他の出演者には信じてもらえない。そこで「ちょっと触ってみなさい」と若林にロングドレスの上から、自分の太ももに彼女の手を置かせた。「私ね、脚の筋肉が凄いのよ」と確認させると、若林は「あ、本当だ！」と目を丸くしている。マツコは腿とふくらはぎの筋肉には自信があるそうで、“世界自転車選手権のスプリントで10連覇達成した、中野浩一より太い”と豪語する。そして疑いの目を向けるふかわにも、脚を触らせた。

ふかわは「あっ！」と驚いた声をあげ、珍しさのあまり撫で回す。「だからね、筋力は大事なのよ」とマツコ。81歳で現役の舞台女優である草笛光子は、筋トレを欠かさず“1に筋肉、2に筋肉、3、4が無くて、5に筋肉”とかつて述べたことがあるが、実はマツコも密かに筋力維持のために努力しているのだろうか。
（TechinsightJapan編集部　みやび）