ダイアモンド☆ユカイがデビュー30周年記念LIVEを前にブログで自身の幼少期の写真を公開。彼が人生の半分以上を過ごしてきたロックンローラーとしての日々を振り返っている。最近ではバラエティ番組でおなじみの顔となったが、そうなるまでには「迷いと挑戦」ばかりだったという。
1962年3月12日、東京都田無市(今の西東京市)に生まれたダイアモンド☆ユカイ。「50代になってますますギラッチの方が止まらなくなってきた」という彼にも純真な子ども時代はあった。10月6日に『ダイアモンド☆ユカイ オフィシャルブログ「ユカイなサムシング」』で幼い頃のモノクロ写真を公開して「現在53歳ロックンローラー三児の父」と半生を振り返った。
1986年10月にロックバンド・RED WARRIORSのボーカルとしてデビュー。一躍、ロックスターとなり翌年にはハリウッド映画『TOKYO-POP』で俳優デビューを果たす。しかし、1989年にバンドを解散してからは人気も下降線をたどる。
ダイアモンド☆ユカイとしてソロシングル『DIRTY HERO』を出したのは1990年7月だった。彼は「いろいろ挑戦して来たが、ソロはロックじゃねえと言われレッドウォーリアーズも再結成しては解散を繰り返し、いつのまにか成り下がりだ」と当時を語る。
バラエティ番組に出演すれば「ロックじゃねえと叩かれた。(今じゃロックの人も沢山出てるのにね。)」と明かすように、世間の風当たりは強かった。思えばロックミュージシャンがタレントとして活躍する先駆者なのだが、「いつだってダイアモンドユカイは迷いと挑戦の連続だった」という30年は苦労の方が多かっただろう。
RED WARRIORSではなく、芸能人“ダイアモンド☆ユカイ”としての人気を確立した彼だが、「ダイアモンドユカイとは何者?今も探している。いつかエンターテイナーって呼ばれる日が来る日まで」とまだまだ満足していない。
※画像の1枚目は『ダイアモンド☆ユカイ オフィシャルブログ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)