映画『パパが遺した物語』大ヒット記念イベントが11日に開催され、“美しすぎる女優”として名高いアマンダ・サイフリッドが来日した。ユーモアな父を持つという共通の繋がりがあるIMALUも花束を持って駆けつけた。
盛大な歓迎の中、登場したアマンダは「日本という国は哲学、精神性、自然に対する思い、今あるものに感謝する心など何か自分と凄く繋がりを感じている」と言い、「去年初めて京都に足を延ばし、人生最高の経験をした。日本には常に早く戻ってきたいなと思う。日本への思いは来るたびに大きくなる。大好きな日本だからこそ今回の来日は母も連れてきた」と日本への思いを語る。
本作ではラッセル・クロウが父親を演じているが、「ピッツバーグでの撮影で入れ替わりになって会ってはいない」というアマンダ。ラッセルとは映画『レ・ミゼラブル』で共演し、友人でもある。「何と言ってもラッセル・クロウですから、演技はやっぱり素晴らしい。本人も父親であるから命の吹き込み方も見事だった」と称賛した。
そこへ花束を持ったIMALUが駆けつけてアマンダを驚かせた。アマンダの大ファンであるIMALUは「中学の頃からずっとアマンダさんの映画を拝見しているので、まさかホントお会いできるなんて」と喜ぶ。
父と娘がテーマの本作にちなみ、父親との出来事で印象的なこと、(心に)残っていることを聞かれたアマンダとIMALU。アマンダは「私の父もコメディアンなんです。家庭の中だけ」とアメリカンジョークで会場を沸かす。一方のIMALUは小さい時から父・明石家さんまと映画を観に行っていたことを明かし、その時にアフレコの漢字が読めないIMALUに「全部の役を声を変えアフレコを字幕通りにしてくれた。その時は面白かったけれど今考えると回りの方に凄く迷惑だっただろうな」と思い出を語った。
「好きなタイプはお父さんに似た人?」と問われ、アマンダは「パートナーにはユーモアを求める。父の良い面も悪い面も自分が惹かれる男性はもっている」と話す。IMALUは映画になぞらえて自分を置き換えると「芸人さんが私に恋をしてくれるってことじゃないですか? あり得ないことなので、もしそれで本当に恋をしてくれたら本気の恋だなって実感できるかな」とIMALUに恋をする芸人を想像させ観客を沸かせた。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)