2日の情報番組は、どの局も“2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会エンブレムが白紙撤回”のニュースがトップで扱われていた。このエンブレム問題で次に注目が集まっているのは、今後行われる予定の再公募のコンペで示される応募条件である。そんな中、ある情報番組でカンニング竹山が「もう一度、佐野さんに無償でデザインしてもらえば良い」と提案。この意見にツイッター上では「竹山すごいなぁ~」「その発想はなかった」と驚きの声があがっている。
9月1日の五輪エンブレムの正式な撤回を受けて、組織委員会はすでに新たなエンブレムについて公募での選考を計画している。組織委の武藤敏郎事務総長も「できるだけ早く、オープンにやりたい」と明言しており、透明性を確保するのが何よりも重要だとしている。
どのような選考基準となるのか注目が集まる中、2日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)で水曜パネラーのカンニング竹山から、どの番組のコメンテーターからも出ていない提言があった。デザインした五輪エンブレムの撤回を自ら申し出たアートディレクターの佐野研二郎氏に、「無償でもう一度作ってもらえば良い」と述べたのだ。
その理由を「佐野さんにもう一度チャンスを与えることで、海外からの日本の評価が上がるのではないか」などと説明したが、スタジオ内からは賛同の声が出てこない。「それが一番丸く収まるんじゃないですかね」と周囲に同意を求めても、他の出演者の反応は鈍かった。だがツイッター上では“佐野氏にリベンジしてもらうという意見に賛成だ”という声が少なくないのだ。
もちろん竹山の意見に真っ向から反対する人もいるが、「めっちゃ平和な解決法や」「まともなことを言ってると思う」といった賛同の声も確かにある。佐野氏にはもう一度頑張って欲しいと思っている人は、一般人の中にも少なからずいるのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)