15日、東京・六本木にて映画『アントマン』(9月19日公開)最小最強プレミアイベントが開催され、主演の米俳優ポール・ラッドとペイトン・リード監督、日本語吹替版の声優を務めた内田有紀(ホープ役)、溝端淳平(ファルコン役)、ブラックマヨネーズ・小杉竜一(ルイス役)が登場した。小さなヒーロー“アントマン”を演じたポールと“ヒーハー”を持ちネタとする小杉で、日米ヒーハー合戦となった。
アリ(=アント)らしく黒い衣装でキメた日本語吹替声優陣と、今回初来日したポール・ラッドとペイトン・リード監督がそれぞれ大きな歓声を浴びて登場した。リード監督が「コンニチハ」と客席に呼びかけると、客席から「こんにちは」と大きな声が返ってくる。その様子に監督は「Amazing!」とご機嫌だった。
ポール・ラッドは、昨日の来日からラーメンと寿司を食べたそうで、「ラーメン、スシ、ヒーハー!」と挨拶。ヒーハーは元々アメリカでテンションが上がったときなどに使う言葉だが、小杉の持ちネタとなっている。小杉は「“ヒーハー”言っているのは俺しかいないと思って本編を見たら、ポールが“ヒーハー”と言っていた。完全にパクられたなと。来日のときにひと悶着あるかと思った」と戦闘態勢をほのめかすも、「ポールの人柄を見たときに“ヒーハー”は俺のもんじゃないんだなと。完全にポールさんのモノだなと快く“ヒーハー”を送り出した」とあっさり降参して客席からは大拍手が起こった。
午前中にポールとまぜそばを食べるロケを行ったという小杉は、「快く受け入れてくれて、女性だけでなく全員(ポールを)好きになると思います。尊敬します。心の中で弟子入りしています」と大絶賛した。
内田有紀も「映画で観ていたときから大ファンで、キュンとしちゃう。日本の女性のファンがたくさんつくと思います」とポールにゾッコン。突然ポールからハグされて、舞い上がる場面もあった。
小杉は、最後に「『アントマン』、最高の映画です! ヒーハー!」と叫んで、日本の“ヒーハー”の意地を見せていた。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)