10月9日からロードショーとなる映画『ファンタスティック・フォー』。その吹替え版の公開アフレコ・オーディションイベントが14日、東京・新宿で行われた。特別審査員としてガレッジセールのゴリが、オーディション挑戦者としてなかやまきんに君とアントニー(マテンロウ)が登場した。
プロデューサー巻きで登場したゴリは「こんにちは80年代です」と話し、まさに80年代のプロデューサーである。そこへオーディションを受けに来たなかやまきんに君が現れた。最初からカミカミなきんに君は、日本語吹替え版のアフレコであるにもかかわらず「(アメリカに)筋肉留学をしていたのでネイティブな英語の発音ができる」と意味不明なことを口にして、会場を凍り付かせる。その後ゴリと「シュワルツェネッガー」の発音対決をしたきんに君だが、出口の見つからないトークにたまりかねたゴリが「こんなくやしい時間の使い方ないですよね」と発言。名誉挽回のゴムパッチンに挑戦するも、それすら不発に終わり、即「不合格」が告げられた。
次に登場したアントニーは「オリジナルでリズムネタを作ってきました」と自信満々に語ったが、披露したのはガレッジセールのリズムネタであった。にもかかわらず「新しい」とべた褒めのゴリ。さらに一緒にダンスを踊り盛り上がったが、アントニーがアフレコをした瞬間に「不合格だ」と不合格が告げられた。納得のいかないアントニーは「じゃぁ、ゴリさんやってみてくださいよ」と詰め寄り、ゴリがアフレコをやることに。
ゴリのアフレコが始まると、その完成度の高さに、結局アフレコはゴリに決定。「長い間茶番に付き合わせてしまってすみません」とゴリは頭を下げ、「実はアフレコ、もう終わっています」と申し訳なさそうに話し、本当にすべてが茶番劇であったことが明かされた。
(TechinsightJapan編集部 みほりー)