世間を驚かせた堀北真希と山本耕史の結婚報道だが、ショックを受けた男性は若者だけではなかった。アラ還世代の中にも堀北ファンは多かったようで、山本が語った“堀北が京都入りするのを聞き、勘で新幹線に乗り込んだ”というエピソードにも疑惑の目が向けられているのだ。
堀北真希が同世代だけでなく中高年にもファン層が広がったのは、2012年に主演したNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の影響が大きい。ドジで頼りない女学生が、周囲の人に見守られながら努力を重ね、やがて立派な医師に成長していく姿は凛として美しい堀北にピッタリの役柄であった。
その『梅ちゃん先生』で堀北の父親役を演じていたのが高橋克実である。彼がMCを務める『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)にて8月28日放送分に出演した中央大学総合政策学部長・松野良一氏は、堀北の大ファンだという。山本耕史との結婚発表は「ショック以外の何ものでもない」と落胆している。山本による“京都入りする堀北に会うため、当てずっぽうで新幹線に飛び乗り指輪を渡した”というエピソードにも、「これは絶対、事前に調べていますね」と力説し共演者らを苦笑いさせていた。
1956年生まれの松野氏より1歳年下になる58歳の経済アナリスト・森永卓郎氏にとっても、堀北は雲の上の存在ともいうべき憧れの人だ。一度だけ番組で共演したが、芸能人の女性の中でもケタ違いに綺麗だったらしく、彼女と新垣結衣の美しさは“宇宙レベル”だったそうだ。そんな森永氏は28日、『情報ライブ ミヤネ屋』の中で、「世の男性のかなりを敵に回した」と山本に対する怒りがおさまらない様子であった。
様々な番組で紹介されているが、山本が明かした結婚までの道のりは次のようなものだった。ドラマで初共演して以来、6年間も片思いを続けていたが進展は無く、今年5月の舞台「嵐が丘」で再び共演することに。舞台中40通もの手紙を渡して思いを伝えるも、堀北からの返事は一切もらえなかった。それでもなんとかプライベートな連絡先をやっと交換することができたという。ある日、堀北が京都入りすることを聞いた彼は、指輪を手に勘で新幹線の時間を選び飛び乗った。そして奇跡的に同じ新幹線に乗っていた彼女に指輪を渡し、交際を飛び越えていきなりプロポーズ。6年間の変わらない山本の熱い思いは、やっと堀北に受け入れられたのだ。
このエピソードに「(僕が同じことをやったら)逮捕されますよ」と不貞腐れ気味の森永氏。ラジオでも40代半ばのナインティナイン・岡村隆史やおぎやはぎ・小木博明が、山本の求婚方法は“ストーカー行為になりかねない”と苦言を呈している。堀北の電撃結婚に対して、複雑な思いを抱いている男性は芸能界にも少なくないようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)