芸人としてはもちろん、俳優や司会業など幅広い活躍で人気の極楽とんぼ・加藤浩次。一方の相方・山本圭一は2006年に未成年者との淫行騒動で芸能活動を中止したが、最近は徐々に芸能界復活も噂されている。そんな2人が今月5日、加藤が出演した舞台で共演したことは大きな話題となった。“ついに極楽とんぼ復活か”そんな憶測も流れる中、加藤は自身のラジオ番組で今後について言及。復活のシナリオはないとしながらも「一緒に仕事出来る日があればいいかなって」と語り、相方への変わらぬ思いを示した。
11日深夜に放送されたMBSラジオ『オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』の冒頭で、5日に行われた自身の舞台『イルネス製作所』の千秋楽に登場した相方・山本圭一に関し触れた加藤。山本といえば2006年の淫行騒動以来芸能界から遠ざかっていたものの、最近になりラジオのパーソナリティや単独ライブの開催などが話題となり、芸能界への本格復帰も間近ではないかと噂されている。
山本を舞台に上げたのは加藤ではなく、同じく舞台に出演していたおぎやはぎの矢作兼。当初、山本は舞台へ上がることを遠慮していたが、観客からの温かな歓声と手拍子で登壇することとなったという。そして山本は芸人らしくコミカルなダンスを披露して場を盛り上げ、その姿に感動した矢作は涙を流したそうだ。
半ば偶発的に起きた山本との舞台共演。元々コンビ復活について「テレビ(での復活)がいいんじゃないかとか」と色々模索していたという加藤だが、今回の出来事で「偶然に(共演とか)そういう風になるもんなんだな」と考えるようになったという。
山本の芸能界復帰に関しては、既に様々なメディアから憶測が飛んでおり話題となっているが、加藤は「“これですぐ復帰なのか”“そういう風に出来ているんだろ”みたいなことをまことしやかに言うメディアもあるけどさ、そんなのは正直全然ない」とこれを一蹴。山本の復帰に批判的な意見が多いことも理解した上で「諸問題で誰が悪いとか、こうだから戻れないんだとか、こうしなきゃいけないんだって事細かに言う気はない」と語った。
それでも近くで山本のこれまでを見てきた相方として「着実に、あいつが、山本自身が頑張ってるから」と山本の近況を報告。「“頑張ってない”とかネットニュースに出てるけど、何なんだ、あのニュースはって思う」「絶対に俺のほうが知ってるのになって」と、山本について間違った情報が流れていると主張した。
上記の通り復帰について批判的なニュースも多く流れている山本だが、「俺らの仕事ってそういう仕事だから」と理解を示した加藤。「ちょっとずつあいつがライブで頑張ってやっていきながら、どっかで接点が出来て、一緒に仕事出来る日があればいいかなって思ってるんだけどね」と語り、あくまでも自然な巡りあわせでのコンビ復活を考えはじめているようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)