エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ふかわりょうのサイン会に岡本夏生駆けつける「人間として扱ってくれる」彼への思い。

お笑いタレントのふかわりょうが、6月24日ryo fukawa名義でアルバム『life is music 3』をリリースした。27日には都内のレコード店で発売記念サイン会が行われたのだが、その集合場所の列には『5時に夢中!』火曜コメンテーター・岡本夏生の姿があった。

ふかわりょうのアルバム『life is music 3』の発売イベントは決して人が集まらないものではなく、27日当日も2回に分けて行われるほど大盛況だった。アルバム購入者に先着順で渡されるサイン会参加券を手に入れ、当日はイベント開始まで階段で整列して待たなければならない。6月23日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)でもこのサイン会についての告知があったのだが、その際に岡本夏生が「私は出入り禁止? 行っても良いのかね」と発言していた。確かに同番組のコメンテーターらは、ふかわの夏フェスにゲストとして応援に行ったり、出演する舞台を観劇したりしている。しかし一般人と一緒に並んで待つサイン会に、本当に岡本が現れると予想した人はどれだけいただろうか。

「ふかわりょうのサイン会行ったら、岡本さん並んでた」「ちょんまげすっぴんの岡本夏生さんが!」とイベント参加者のツイートからもわかるように、岡本はルールを守ってイベント会場で待機していたのだ。岡本自身も「階段まで、スパイラル、すっげー並んでるだよ」(原文ママ)と、自身のブログ『人生ガチンコすぎるわよ!』で、盛り上がっている会場の様子を報告。他にも彼女のブログにはふかわからサインをもらった時のツーショットや、ファンから彼への山のような差し入れの写真、さらにアルバムのジャケットや、イベント参加者に配られた缶バッジの写真が繰り返しブログにアップされている。プライベートの時間を割いてまで、岡本がここまでふかわを応援するのはどうしてだろうか。

「俺を人間として扱ってくれる」と題し更新されたブログには、ふかわの顔が描かれた缶バッジが大写しになっている。この言葉に、記者はタレントの千秋がブログで明かした岡本とのエピソードを思い出した。

千秋がまだタレント活動を始めて間もない頃、「芸能人水泳大会」への出演を嫌々引き受けたことがあった。参加人数を集めるためのその他大勢の1人扱いで、当日のプール会場では共演者らにも知り合いはおらず、観客も千秋のことを知る人はいなかった。その会場で当時人気絶頂だった岡本が、バレンタインの時期だったということもあり有名な高級チョコレートを周りに配っていたという。その横を静かに通り過ぎようとした千秋に、岡本は「あら千秋さん、お疲れ様」と、皆に配っているのと同じチョコレートを手渡してくれたのだ。

ド新人である自分の名前まで覚え、皆と同じ高級チョコレートを笑顔で労いの言葉と共に贈ってくれた岡本に大感激した千秋は、そのチョコレートの外箱をしばらく大事にとっておいたくらい、今でも忘れられない思い出になっているという。

ふかわと岡本のキャラクターは全く違うが、“人を見下さず、差別しない”という人間性は共通している。彼が信頼できる人物だからこそ、岡本だけでなく、マツコ・デラックスも、そして他の『5時に夢中!』コメンテーター達もそれぞれ形は違えど、番組の枠を超えてふかわを応援しているのではないだろうか。

※画像2枚目は『twitter.com/fukawa__rocket』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

【エンタがビタミン♪】ふかわりょうのサイン会に岡本夏生駆けつける「人間として扱ってくれる」彼への思い。