今月6日に行われた『第7回AKB48選抜総選挙』。上位に躍進したメンバーもいれば、一方で順位を落とした者もいる。昨年の10位から18位にランクダウンし、選抜入りを逃したSKE48・須田亜香里もその一人だ。“神7”を目標にしていた須田は、ラジオ番組で選抜に入ったときのためのスピーチを用意していたと告白。まさかの順位に愕然としたと話すも、改めて総選挙の必要性を語り周囲を感心させた。
8日深夜に放送されたMBSラジオ『アッパレやってまーす!』の冒頭で、6日に行われた『第7回AKB48選抜総選挙』について触れた須田亜香里。前回10位と躍進した須田は事前予想でも選抜入りは確実と言われており、まさかの結果に本人もファンも驚きを隠せなかった。
「(名前を)呼ばれたときは全てが壊れた気がした」と明かした須田。その後のスピーチでは話ができないほど号泣していた彼女だが、実はスピーチを忘れないように、靴の中に話す内容を書いた紙を入れていたという。それでもあまりのパニックでその事実を忘れてしまい、ホテルに戻ってから思い出したらしい。急いで衣装スタッフに「靴の中に紙が入っているので何も見ずに捨ててください」と連絡したそうだ。
番組では“第7位”というシチュエーションの中、気になるスピーチの内容も披露。「総選挙があったから、2年前の私のように、ステージの端にいたとしても、ファンの方は見つけてくださることを、みんなにも証明できたことが本当にうれしかった」「これからも私の恋人はファンの皆さんです」などと語り、スタジオを盛り上げていた。
また、毎年メンバーに辛い思いをさせる総選挙の実施には賛否両論あるが、須田は「(総選挙は)感謝すべき場所」とその必要性を熱弁。「(これまでも)絶対に成長につながることが起きていた」「選挙があったから成長できると思ったし、成長したいなって思えた」と振り返る真摯な姿勢に、パーソナリティのよゐこ・有野晋哉も「政治家に聞かせたいね」と感心していた。
個人としてはランクダウンしてしまった須田だが、所属するSKE48は80位以内に27人が食い込む大健闘を見せ、本家AKBを抜いてグループの“第一党”に。「来年は7位」と力強く目標を語った須田亜香里、ますます躍進が期待されるSKEの中でどんな活躍を見せるのか楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)