磯山さやかが茨城県民として出演したバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW』で、栃木県民のお笑いコンビ・U字工事から「磯山さんはビジネス訛り」だと指摘される場面があった。群馬県民の和田彩花(アンジュルム)がU字工事に言い負かされていたところをフォローしたつもりの磯山だったが、逆にU字工事から返された形だ。最後は群馬県民と茨城県民が協力してU字工事に対抗したのだが。
5月7日放送の『カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ)では先週の続編として、北関東の“群馬×茨城第2弾!真のライバルは栃木!?”をテーマにゲストの芸能人たちがアピールしあった。基本となるのは“2014年の都道府県の魅力度ランキング”で茨城が47位の最下位、群馬が46位に対して栃木が41位とリードしているデータだ。
ほとんどの出演者が茨城チームと群馬チームだが、栃木からU字工事の2人が出演しており、後半は三つ巴のアピール合戦となった。そんな中で、インタビューを受けたブランド総合研究所の代表取締役、田中社長が“とちぎ未来大使”のU字工事について「栃木弁を使ったり、栃木県のイメージを前面に出して同じ目線で発信することで消費者の共感を得ており、なかなかイイ線いってる」と評価したことで、2人のテンションが上がった。
スタジオのひな壇上段から「僕らは群馬とか茨城は眼中になくて南関東の方に目が向いている。打倒神奈川、夢の30番台が目の前ですから!」と高らかに宣言すると、周囲からブーイングが起きた。茨城県民の渡辺直美が栃木に対して「41位なだけで、あれだけ調子に乗ってくる県民性が…」と口にすると、それまでほとんど発言のなかったアイドルグループ・アンジュルムの和田彩花がU字工事に向かって「41位はそんなに変わらないなって思いますし、影薄いですよ、栃木」と意見する。しかし、「群馬がなに言ってんだおいっ」「46位がなに言ってんだ!」と強い口調で抑えられてしまう。
そこで、磯山さやかが「ほんとに、ゴジャッペ言ってんじゃないかんね!」と方言でU字工事に言い放ち、「バカにしてんですよ、茨城と群馬を! 日光がすごいだけで、2人はすごいわけじゃないですからね!」とまくしたてた。すると、U字工事が「僕らは自然に訛っているんですけど、磯山さんはビジネス訛りじゃないですか」と思わぬ方向から攻めたので、磯山も「そんなことないよ」とそれを否定するのが精一杯だった。
U字工事の2人がアピールするだけで、スタジオでも栃木が優位に立ったかに思えたその時、茨城県民として出演していた渡辺徹が「ヒデちゃん(中山秀征)とか見ても分かるけど、群馬や茨城は顔が洗練されている。栃木は顔が訛ってますよね」と持論を展開。U字工事が「顔が訛ってるって!」「意味わかんねえ!」と反論して幕を閉じた。
現地でのインタビューで、群馬県高崎市の女子大生が「攻めの群馬、守りの栃木、どっちつかずの茨城ってよく言う」と教えてくれたが、この3県を納得させるのは一筋縄ではいかないようだ。
※画像は『磯山さやか sayakaisoyama Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)