『第7回AKB48選抜総選挙』の投票が開始される5月19日(火)午前10時が迫ってきた。センター奪還を狙うHKT48の指原莉乃が、アピールコメントで「1位になれたら私、指原は水着でコンサートをします」と公約。ツイッターでは「メンバーを巻き込むな」と勘違いされて、「私だけ水着です、なんかすみません」と答える事態になるほど注目を浴びている。アピールコメントの再生回数がそのまま順位につながるとは限らないが、現時点での注目度のバロメーターと言えるだろう。
5月18日21時時点におけるアピールコメントの再生回数を千単位で見てみると、指原莉乃(9万6千回)を超えているのが同じHKT48の兒玉遥(14万1千回)だ。これは、兒玉が選抜入りを宣言して「言葉だけでは伝わらない」とラップに顔を押し付けた変顔が、ネットで話題となったことも影響していると思われる。それでも滑舌の悪さをアピールするなど、彼女の努力が伝わる内容に好感を持った人も多いはずだ。
AKB48の島崎遥香(8万8千回)、高橋みなみ(7万4千回)はやはり人気だが、永尾まりや(8万4千回)も伸ばしている。永尾は「上位に入って写真集を出したい」と宣言して、ポージングを披露したサービスが注目されたのではないか。また、小笠原茉由(7万回)も多い。彼女は元NMB48のキャラクターを活かして、「たかみな、こじはる、ゆきりん、だーすー、まゆゆ」らのものまねを披露して見事にアピールしている。
その後は、昨年1位の渡辺麻友(5万6千回)や3位の柏木由紀(5万4千回)に続き、向井地美音(3万9千回)が伸ばしてきた。島田晴香(3万回)は、ひたすらソバなどの大食いをしてアピールしたのが功を奏したようだ。
SKE48では松井珠理奈(4万7千回)が自身の1位宣言とSKEのランクイン人数1位宣言を力強くアピールした。他には松村香織(3万3千回)が続いている。
NMB48の山本彩(10万8千回)はこの1年で歌番組にてギター弾き語りを披露する機会が多く、パフォーマンスの実力が認められ人気上昇している。今回はリベンジ1位宣言をしてアントニオ猪木のものまねで気合を入れていた。渡辺美優紀(7万5千回)は予想内だろう。上西恵(3万5千回)も伸びている。
HKT48では前述の兒玉遥、指原莉乃に次いで宮脇咲良(6万7千回)が伸ばしている。その他にも矢吹奈子(4万2千回)や森保まどか(3万8千回)、田中美久(3万6千回)、朝長美桜(3万4千回)など3万回を超えるメンバーが目立つ。
アピールコメントの再生回数がそのまま選抜総選挙の結果に反映するわけではない。それでも、昨年6位の山本彩と7位の島崎遥香がさらなる躍進をする可能性は高そうに思える。
また、今回の総選挙ではAKB48の小嶋陽菜やSKE48の松井玲奈が辞退したことによる浮動票も気になる。高橋みなみが最後の総選挙となることから、「たかみなのセンター曲を最後に見たい」と願うファンがどれほどいるかだ。
5月19日(火)より投票が始まり、今年も速報発表が行われる。まずはその動向を待ちたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)