近年、日本を訪れる外国人観光客は増加している。それに伴い、観光・グルメ・伝統など様々な外国人向けガイドブックが出版されているが、その中で日本文化を伝えるとあるガイドブックの内容が話題となっている。『Dirty Japanese』と題されたそのガイドブック、日本のお笑い文化にも言及しているが、その内容にナインティナイン・岡村隆史も驚きを隠せないようだ。
岡村隆史が7日、自身のラジオ番組『ナインティナイン 岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の中で言及したのは、5日に放送されたフジテレビ系バラエティ『世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?』で紹介された『Dirty Japanese』という外国人向けガイドブック。この本には一般的な挨拶から日本語のスラングまで幅広い解説が載っているそうで、お笑いについての記載もあるという。人気芸人を解説してあるページでは、ナインティナインについても記載。ただ問題なのはその内容である。
「ナイナイはダウンタウンに似ています」―これがナインティナインの説明である。さらに、「大阪出身のコンビで、東京に移り有名になりました」「岡村はおかしな人で、チンパンジーに似ています」「しかしダウンタウンのほうが上に位置しています」と続く。
この説明に対し「ちょっと恥ずかしい」と笑った岡村。「合ってるけど。全て合ってるんですけど、この紹介の仕方ってちょっと恥ずかしい」と率直な感想を口にした。日本に住んでいる人たちからすると、ダウンタウンとナインティナインは全く別の人気芸人というイメージがあるが、大まかな視点でみると類似しているとみられてしまうのだろうか。
「載るだけでもすごいことではあるんですけど、他になかったかなっていう感じはしますよね」とあくまでも謙虚に語った岡村。「もうちょっと書き直す機会があったら書き直してほしいな…」と出版側にそっと希望を伝えた。果たしてこのガイドブックの内容が修正され、ナインティナインの説明が改善されることはあるのだろうか。
※画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)