“リアルバービー”との名の通りお人形さんのように可愛らしいモデル、ダコタ・ローズ。実は見た目とは違う意外な一面があることが明かされた。ダコタ・ローズ本人をテックインサイト編集部が直撃取材した。
■ブリブリ系の洋服は実は好きじゃない!?
――イベントでモデルガンが好きと告白されていましたが?
ダコタ:そうなんです。(モデルガンを)キッチンに飾っています! 昔から銃で撃つ系のゲーム、ゾンビ系とかすごく好きなんです。
――ダコタさんがシューティングやゾンビ系…。これかなり意外ですね。
ダコタ:結構サバサバした性格なんです。(この日の衣装を見ながら)あまりこんなブリブリしている服着ないです。普段は黒ばっかり着てます。
■自分の容姿は「普通」。肌のお手入れも「ゼロ」。
――ご自身の一番好きなパーツを教えて下さい。
ダコタ:難しいね、考えたことがない。人からは「目」って良く言われるのですが、自分では“普通”だと思ってる。
――とても綺麗な肌ですが、日頃のお手入れで特に気を付けていることは何でしょうか?
ダコタ:見た目ですか? ゼロです。ダイエットもしたことなく、髪の毛も肌も何もしていないです。お風呂に入って寝るくらいです(笑)。
■2日間で3時間睡眠。服に隠れて寝ることも。
――ブログを拝見しました。睡眠があまりとれていないようですが、普段の睡眠時間はどれくらいですか?
ダコタ:最近は2時間くらい。今のところ2日で3時間です。休憩中にどこかに隠れて寝ています。昨日はイベント先で服の山に隠れて1時間くらい寝ていました(笑)。1時間寝たら少し良くなる。
■最初から安心して仕事ができた。
――日本では2012年から活動をスタートされ、今ではPopteenの専属モデルとしても大活躍ですが、日本でモデルとして活動されていかがですか?
ダコタ:(日本での活動は)最初から安心していた。すごく緊張すると思っていたのに、モデルの仕事も難しいことになるんじゃないかと思っていたのに、(実際は)全然そうではなかった。モデル仲間もすぐ友達になってくれて、仕事をしているのが最初から楽しかった。飛行機を降りた時は緊張していたけれど、次の日から仕事でこんな感じなんだとすぐに馴染みました。
■仕事がなくなった時が一番きつかった。
――モデルをしていて嬉しかったこと、苦労したことはありますか?
ダコタ:色々な人と出会えるのはやっぱり嬉しいですね。16歳の時、モデルの仕事が来なくなってしまい、お金もきつくなって困っていたんですよ。これ以上続かないんじゃないかと不安になったけれど、その後仕事が増えて大丈夫になりました。
■日本語上達の秘訣は現場から。読み書き漢字もOK。
――3年で習得したとは思えないくらい日本語がペラペラですが、ここまで上達した秘訣は何でしょうか?
ダコタ:そう聞かれてもね(笑)。勉強というのは全くないです。日本語が下手な時から取材があって、周りが英語喋れないから自分が頑張って(日本語で)何をやっているとか全部説明しなくてはならず、それが勉強になったと思います。テレビやCDを聞いて(覚える)というのは全く無かったです。仕事の中で覚えていきました。読み書きも手で書くのは出来ないけれど、読めます。携帯のメールも漢字も大丈夫です。
■日本で車の免許が欲しい。
――今一番欲しいものは何でしょうか?
ダコタ:日本では車の免許が欲しい。向こう(アメリカ)では持っていますが、日本では取れていなくて。すごく高いと聞いてます。車の免許を取って日本で運転してみたい。
■鞄の中身を披露。「汚くてすみません」
――YouTubeでも拝見しましたが、よろしければ本日の鞄の中身を見せて頂いてもいいですか?
ダコタ:え? いいよ、多分。私はいいよ(笑)。結構汚いよ。ふふ。カーディガン、お財布、メイクブラシ、スプレー、櫛、リップ、香水、マスカラ、チーク、ミント、鍵、アイシャドウ、メイク落とし、かな~。汚くてすみません。
鞄の中からドラえもんの四次元ポケットのように出るわ出るわ、細かい色々なものがいっぱい。どれもポーチにわけておらず、裸のままメイク道具が次から次へテーブルの上に置かれた。人形のような可愛らしさとは裏腹にサバサバしているところも踏まえ、実は意外と男性的なところもあるようだ。来日してから日本語が分からない中での仕事は大変だったことは想像に難くない。しかし、弱音をはかず仕事は楽しいと語るダコタ・ローズは人には見せない努力を重ねてきたのだろう。日本での更なる活躍に期待したい。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)