エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】鈴木亮平、20キロ減量について“半年間を全て捧げる価値がある”。新ドラマへの思いを綴ったブログが切なすぎる。

長身で鍛えられた身体だった俳優の鈴木亮平がドラマの役作りのため、体重を20キロ減量したことが話題になっている。そうとは知らず、半年ほど前から痩せ細っていく様を心から心配していたファンは、ドラマのクランクアップを迎え安堵しているようだ。

TBSテレビ開局60周年特別企画として、4月26日から放送される連続ドラマ『天皇の料理番』(TBS系)。主人公の秋山篤蔵は佐藤健が演じ、鈴木亮平は秋山篤蔵の兄・周太郎を演じる。将来を嘱望されながら病に冒され弁護士となる夢を断念し、日本一のコックを目指し前だけを向いて突き進む弟を見守る兄。ドラマの進行に合わせてクランクインの際には8キロ、撮影の合間には12キロと徐々に体重を落とし合計20キロ、身長186センチの彼が体重を50キロ台にまで減量させたのだ。公開された写真を見ると目はくぼみ頬はこけ、首から肩のラインもか細く、以前の鍛え上げられた鈴木のものではない。

4月13日に更新された『鈴木亮平 オフィシャルブログ』には、『天皇の料理番』にかける彼の真摯な思いが綴られている。

“志半ばにして病に冒されてしまうという役どころだったので、今回初めて大幅な減量と向き合いました”と淡々とした文章から始まり、「苦しくなかったと言えば噓です」と撮影中の半年間をブログで振り返っている。

『天皇の料理番』という物語と周太郎という役どころに、自分の半年間を全て捧げる価値があると思い、そうしないと“周太郎は演じ切れない”と心に決めた鈴木。9日に自分の出演シーンを全て撮り終えた今、この役に出会えた喜びと、ドラマに携わっている全ての人たちに対する感謝の気持ち、そして芝居に対する熱い思いがブログに綴られているのだ。

鈴木亮平は演じる、絵を描く、そして文章を書く―どれで表現しても感性が豊かで、見る者を魅了する力を持っている。ブログには激やせした鈴木をずっと心配していたファンからのメッセージや、「亮平さんのストイックさに、なんだか切なくもなりました」「お仕事への姿勢を読んでいて、涙が出そうです」との声が届いている。

こうしていつも応援してくれるファンに対して、“いつも勇気を本当にありがとう。一人では絶対にできませんでした”とブログで礼を述べている鈴木に、ただただ感心するばかり。『天皇の料理番』がとても楽しみだ。

※画像は『鈴木亮平 オフィシャルブログ 「Neutral」』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)