エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】中居正広が“手酌は出世しない”のジンクスを一蹴。ウエンツは「ちくしょう~」と悔しがる。

中居正広とウエンツ瑛士がテレビ初共演を果たした。収録を終えたばかりの中居を労おうと焼酎やつまみを持参したウエンツ。中居が自ら酒をグラスに注ごうとしたので“手酌は出世しない”というジンクスを持ち出して注意したが、軽くあしらわれてしまった。その中居の言葉にウエンツは「ちくしょう~、ちくしょう~!」と連発して顔に悔しさをにじませていた。

特に宴会などの酒の席では相手にお酌してもらうことが多いことから、「手酌は出世しない」というジンクスもあるほどだ。4月7日放送のバラエティ特番『火曜サプライズ 春の2時間SP』(日本テレビ系)で初めてツーショット共演が実現した中居正広とウエンツ瑛士の間にもそんなやりとりがあった。

『ナカイの窓SP』の収録を終えて、中居正広が待っていた部屋では時計がすでに深夜2時15分を指していた。ウエンツ瑛士はスーパーの買い物袋に酒やつまみを大量に買い込んで登場。シートに座ってドンドン迫るウエンツに中居は「ちょっと、近いよ」と引くが、ウエンツは「俺は嬉しいんですよ、共演できて! こんなツーショットは今までないんです」とグイグイ行く。

お酒を飲みながらトークしようと、ウエンツが黒塗りのビンに入った焼酎や刺身などのつまみを並べた。するとスタッフが持ってきたグラスを見た中居が「何それ!」「びっくりした!」「うちのグラスと一緒だ!」と偶然同じ柄のグラスだったことに感激。しかし、ウエンツは冷静に「それ安いグラスですよ」と670円の価格を明かす。深夜2時過ぎに、そんな、どこかちぐはぐな2人の会話が進む。

ウエンツがグラスに氷を入れていると、中居が焼酎のビンを手に持って注ごうとしたその時だ。「あっ、すみません、手酌! 手酌しちゃうと売れないんですよ!?」とウエンツは制するが、中居は「俺は、(いつも)手酌してるけど、けっこうイイところまで来てるよ」と平然と返す。「ちくしょう~! ちくしょう~!!」と1人で悔しがるウエンツだった。

ウエンツによると『火曜サプライズ』のロケはほとんど台本がなく、打ち合わせも5分程度だという。一方で中居正広はみっちりと細かいところまで事前に打ち合わせて、台本を読み込むタイプである。その違いが明確となったのが昨年、2014年12月23日に生放送された『火曜サプライズSP』での出来事だ。

『火曜サプライズSP』のスタジオと『さんま&SMAP』の生放送を控えたSMAPが中継でつながった。ウエンツからSMAPへの質問も一通り終わったが、まだ放送時間は1分も残っている。あたふたするウエンツの姿に中居が「おい、ウエンツ! MCって…大変だよな…」と声をかけた。ウエンツの横にいた山瀬まみやDAIGO、石塚英彦らは意外に冷たく、目が合うとそらしてしまう。そんな中で、中居が助け船を出してくれた形だ。

しかし、ウエンツはその時のことを別の意味で鮮明に記憶しており、「俺は絶対に忘れない!」という。「中居さんは助けてくれた形ですが、でも俺は“ナメやがって、この野郎!”と思った」と明かした。

台本なしのロケが最初は楽しくなかったが、今では「自分の力量がまるまる出る」ところが大変でもあり楽しくなってきたというウエンツ瑛士。彼なりのやり方を確立しつつある今、憧れの中居正広が事前準備を細かく行うという違った方法をとっていることを知ってショックを受けていた。しかし、ウエンツなりのオリジナリティーが出せるという可能性も感じたのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)