お笑いコンビ・たんぽぽの川村エミコが自身のブログで、先日放送された『世界の果てまでイッテQ!』の企画で挑戦したアシカとのショーについて述べている。当初は恐怖心から怯える川村をトレーナーとは認めず、相手にしなかったカリフォルニアアシカのリッキー君。だがブログの写真には彼女に心を許す、リッキー君の姿がある。
3月29日放送の『世界の果てまでイッテQ!』春のシャッフルSP(日本テレビ系)では“エンターテイナー女芸人”と題し、横浜・八景島シーパラダイスの協力で海の動物たちとのショーに挑戦。川村エミコの担当はカリフォルニアアシカのリッキー君とのパフォーマンス。しかしここで、重大な問題が発生する。彼女は初めて間近で見るアシカの鋭い歯や大きな鳴き声に、「うわぁ怖い、怖い」とビビってしまったのだ。この態度を見たリッキー君は彼女にプイと背を向けプールに帰ってしまい、この日は二度と川村のもとには戻ってこなかった。リッキー君に、“この人間は信頼できない”と思われてしまったのだろうか。うなだれる川村に八景島シーパラダイスのアシカ・トレーナーから、「あんなに動物を恐れていたら、とてもじゃないけどパフォーマンスはできない」との厳しい意見が。翌日もリッキー君の態度は変わらず、練習はやむなく中止された。「これで心折れず、凹まずにリッキーと接してやってください」と慰められるも、川村は落ち込む。アシカとのパフォーマンスは、ショーのオープニングを飾る大事なパートである。何としても彼女は、リッキー君の信頼を取り戻さなければならない。
3月30日の『たんぽぽ川村エミコオフィシャルブログ「川村エミコのカエルが寄ってきます…。」』で彼女は、“今一番身近な男性がリッキー君になりました”との文とともに、リッキー君を嬉しそうにハグしている写真を公開。“仲良くなりたかったら、まずは自分から心を開かなくちゃです”と反省し、本番ではフラフープやブロック乗せなどのパフォーマンスを、見事に決めてくれた彼に感謝している。確かに「この人は悪い人じゃない」と分かったのか、リッキー君が逆に川村をリードして助けてくれたような舞台でもあった。彼女のひたむきさが伝わったのだろうか。
ツイッターではアシカとのパフォーマンスに成功した川村に対して、「あんなに嫌われていたのに、頑張ったね」「感動して泣きそう」とのつぶやきが見受けられた。また川村に心を許し、最後まで付き合ってくれたリッキー君にも賛辞が送られている。
※画像は『たんぽぽ川村エミコオフィシャルブログ「川村エミコのカエルが寄ってきます…。」』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)