お笑いコンビのアンガールズがデビュー13年で初めて、ラジオ番組にレギュラー出演することとなった。人気者のお笑い芸人がラジオ番組のレギュラー経験が無いのは大変珍しいことらしく、田中卓志もよほど嬉しかったのか“よだれ”を垂らしながら喋りまくっていた。
3月30日から月曜日の放送がスタートしたラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)。月曜パーソナリティは、お笑いコンビのよゐこと須田亜香里(SKE48)、今年の2月に徳光和夫の次男と離婚したことで話題になったフリーアナウンサーの田野辺実鈴、そして初のラジオ番組レギュラー出演に舞い上がるアンガールズ。だが田中卓志は、自分たちは「見た目で笑いを取ってきた芸人なので」と、喋りでアンガールズらしい面白さが伝わるのかと不安を抱えてのスタートだった。
しかしそこは20年以上のパーソナリティ経験のあるよゐこの2人が中心となり女性陣を引き込んで、“田中イジリ”を話題の中心にして番組を進める。お決まりの“気持ち悪い”、“薄毛”だけでなく、田中1人だけに実施された、このラジオ番組に出演するにあたってのアンケートの回答を題材にして、ディスカッションが行われた。
田中曰く“キモイ”、“ハゲ”はお笑い芸人としてのキャラなのでどんどん話題にしてもらっても構わないが、真面目に嫌なのは「白髪が多い」と言われることだという。以前タレントの中川翔子に白髪を指摘され大きなショックを受け、翌日慌てて人生初の白髪染めをしたそうだ。
また初めて和田アキ子の番組に出演したときは「何コレ気持ち悪い」と露骨に怖がられ、ズボンの丈まで彼女から文句を言われたアンガールズ。今では食事にも連れて行ってもらえるようになったが、それでも和田の正面には座ることを許されない。“(アンガールズが)見えるから嫌だ”との理由から、2人はそれぞれ彼女の真横に座らなければならないそうだ。
相方の山根良顕によると、同郷の先輩芸人である有吉弘行はずっと“田中はイケメン”だと褒めているらしく、プライベートで一緒に海外旅行に行くほど彼を可愛がっている。また有吉だけでなく、田中を絶賛する男性のお笑い芸人は多いのだ。しかしテレビ番組で田中がスタジオに現れると、観覧席の女性から「ギャー!」と悲鳴があがるほどの拒否反応が起こる。それにもめげず女性の理想が高いので、相思相愛になるのはかなり難しいのだ。ちなみに同性を恋愛対象としている男性からも、田中曰く人気が全く無いらしい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)