ディズニー・スタジオの総力を結集し、誰もが一度は耳にしたことがある童話の『シンデレラ』が実写映画化され、25日から公開される。公開に先立ち、7日都内にて映画『シンデレラ』来日記者会見が行われ、シンデレラ役を演じたリリー・ジェームズとケネス・ブラナー監督が登壇した。
デニムにジャケットというちょい悪オヤジ風で登場したケネス・ブラナー監督は、8年ぶり4回目の来日となった。「大好きな日本へ帰って来られてうれしいです」と微笑み、流暢な日本語で「ありがとうございます」とコメントした。また今回が初来日というシンデレラ役のリリー・ジェームズは、「昨夜はお寿司とお酒でとても良い夜を過ごしました」と日本を満喫していた様子だ。
映画『シンデレラ』について、ブラナー監督は「(リリーの演じるシンデレラは)豊かで、複雑で、誠実で、教示も持っていて、素晴らしい」と褒め、「パーフェクトコラボレーターです」とリリーを大絶賛。それを聞いたリリーは照れ笑いを浮かべ、「この笑顔でわかると思いますが、(ブラナー監督から)とても良い言葉を貰いました」と満足げであった。
イベントの途中、シンデレラファン代表として木下優樹菜が登場。シンデレラをイメージしたドレスに身を包み、まるで和製シンデレラのようであった。映画『シンデレラ』を夫の藤本敏史と観たという木下は、「すごく素敵で、観ているこちらも魔法をかけられたように、久々に自分から旦那と手を繋ぎました」といまだラブラブな様子を語った。
プロポーズはシンデレラ城の前でされたという木下は、「ひざまずいて、『僕のお嫁さんになってください』とティアラをつけられ、ガラスの靴を渡されたんです」と、まさにシンデレラそのもののシチュエーションだったことを明かす。これを聞いたブラナー監督は、「映画『シンデレラ』の王子役が、そちら(フジモン)になっていたかも」とジョークを放っていた。
最後に5日に誕生日を迎えたリリーに、サプライズでシンデレラのドレスをモチーフにしたケーキが贈られると、リリーは「本当にありがとうございます」と感激の涙を見せていた。
映画『シンデレラ』は4月25日(土)より全国ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 みほりー)