エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】ノンスタ・井上が“ポジティブシンキング”のトリックを相方、石田から暴かれる。

お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介は、ツイッターで暴言をつぶやかれてもプラス思考で捉えてポジティブに対応することで知られる。ところがバラエティ番組で、相方の石田明が「井上さんは悪口を言われても凹まないのはなぜか?」と口を開いたところ、「やめろ! トリックを解くな!」と大慌てしていた。

2013年8月26日に出版した『スーパー・ポジティヴ・シンキング~日本一嫌われている芸能人が毎日笑顔でいる理由~』(ワニブックス)が今も売れ続けている。それだけノンスタ・井上の生き方は注目されているのだろう。ただ、NON STYLEが2008年に第8回『M-1グランプリ』で優勝した頃には、本人もこうした路線に進むとは考えていなかったはずだ。

さる2月28日に放送された『王様のブランチ』(TBS系)の“買い物の達人”コーナーに、そのNON STYLEが登場した。トークタイムでリポーターの鈴木あきえが2人の経歴をまとめる中で『2010年。この頃から井上が嫌われ始める』とあった。

すると石田明が、「これは東京でのこと。大阪では2006年くらいから嫌われ始めてる」と証言した。井上裕介も笑いながら「この頃からツイッターで“おはよう”とつぶやけば“お前は目覚めるな!”と返ってきた」と余裕で認めている。腹が立つどころか「自分のために、貴重な時間を使ってくれて感謝している」という井上に対して、「いい話に思えるでしょう?」と石田。

彼は「ファンを大切に思っているからこそ、悪口を言われると凹む。井上さんは悪口を言われても凹まないのはなぜか!?」と言い出す。「基本的に視聴者を見下しているからだ」と続けると、井上が「やめろ! トリックを解くな!」と慌てて制した。そんなやりとりを見て、鈴木あきえも「危ないっ、だまされるところだった」と目を覚ますのだった。

井上裕介(inoueyusuke) ツイッター』には毎日、様々なつぶやきが寄せられる。2月27日には「なんでも1位になる井上さん、すごいですね」と、雑誌で“こじらせてそうな芸能人1位”になった井上裕介の記事が送られてきた。「何でも一位になるのです!」という彼に「色んな意味で罪な男」、「実は優しい人ってこと、僕は知っていますよ!」や「キモさもNo.1やな!」、「永遠とおやすみ」などの反応があった。

ノンスタ・井上のキャラクターはファンからの共感と暴言によって力強く育っており、もはや、そのトリックが解かれたからといって揺らぐような単純なものではないようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)