先日ネット上で話題となった、人気タレントであるマツコ・デラックスの“PV出演疑惑”。歌手・斉藤和義が12年前に発売したCD『喜びの唄』のPVに、ブレイク前のマツコが出演していたというものだが、これについてマツコと親しいタレント、ミッツ・マングローブが“マツコ本人である”と証言。マツコが初めて女装で仕事をしたのがこのPV撮影だったと明かした。
25日に放送されたニッポン放送『ミッツ・マングローブのオールナイトニッポンGOLD』の中で、リスナーから「マツコさんが昔、斉藤和義さんのPVに出ていたというのは本当ですか?」と質問されると、ミッツは「出てるのよ、すごい昔に」と回答。「たぶん、マツコさんが初めて女装でソロで仕事したのってこれだったっていうけどね」と、マツコにとって初めての女装単独仕事であったと語った。
実はアーティストのPVに女装家たちがオファーされるのは珍しくないようで、結構需要があるそう。MISIAや宇多田ヒカル、DREAMS COME TRUEなどの有名アーティストのPVに参加している仲間もいると語った。ちなみにミッツ自身が初めて出演したのは、2001年に解散したPizzicato Fiveのボーカルでもあった野宮真貴のPV。その他にもヴィジュアル系バンド・Plastic Treeや、世界的に活躍しているミュージシャン・MIYAVIのPVにも参加していたらしい。
様々な作品に登場している彼ら(彼女ら)だが、扱いとしては“高級エキストラ”のような存在で、出演した作品に名前が載ることがないため、意外と気づかれないことも多いようだ。多様なコンセプトで作られるアーティストのPV、よく見てみると、あんな意外な人物がこんな作品にでている!なんて新しい発見もあるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)