お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰が今月15日、フィンスイミング日本代表の座を逃したことは大きな話題となった。一回は代表の座を掴んだものの“失格”になり代表落ちしたというまさかのオチに驚いたが、当の本人が自身のラジオ番組で当時の状況を告白。“お葬式のような雰囲気”だったという舞台裏を語った。
21日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で、自身が15日に出場した『フィンスイミングジャパンオープンマスターズ大会』について振り返った春日俊彰。同大会で春日は最初の種目を第2位でゴールし日本代表入りを確実にしたものの、まさかの失格で代表の座を逃している。
4か月くらい前から本格的に練習を始めたという春日。わざわざ深夜営業している千葉県のプールまで通い練習を重ねていたようだ。もともとテレビ番組などで潜水能力を高く評価されており、練習でも好タイムが出ていたようで、大会前からすでに“イケる”と言われていたという。
レースでもその期待を裏切らず、2位という好順位でゴール。一緒に練習に付き合っていたスタッフ陣は「2位ですよ! 日本代表になりましたよ!」と大興奮した。番組で共演しているあき竹城も「よかったね」と号泣し、観客も盛り上がる。ハッピーエンドで終わるかと思ったその時、実は会場に「フォルススタート(フライング)で失格です」という放送が流れていたそうだ。
春日は今まで、そんな失敗はしたことがなかったという。慌ててVTRを確認し、「動いてなかったら抗議に行こう」と話していたそうだが、見るとガッチリ動いていたのである。「ADさんとかもさっきまで喜んでたから、崩れ落ちる感じでガッカリしてて」とその状況を説明し、もともとディレクターにも「ダメだったときの台本は書いてないんで、お願いします」と言われていたことを明かす。「その瞬間、お葬式みたいな空気になるんですよ。今まで感じたことないくらい」「スベるとかじゃない、もっとやばい感じの」とその時の恐怖を語った。
そんな最悪な状況の中、マネージャーのD氏だけが奥の方で大爆笑していたという。“フライング”というまさかのオチがついたことが相当面白かったらしく、気を落とすスタッフに気づかれない場所で笑っていたそうだ。収録後も「春日さん、最高でしたね!」と明るく対応。「いやいや、やめなさい」と制止したという春日だが、暗い雰囲気の中での明るさに少しは助けられたのではないだろうか。最終的には他のスタッフも「まあ、こういうこともあるんですね~」とフォローしてくれたそうで、「次、また頑張りましょう」と話したという春日、次回の大会では日本代表を勝ち取ることができるだろうか。
※画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)