3月の声を聞き、春の訪れを少しずつ感じるようになった今日。桜の下で今年も美味しくビールを飲むのを楽しみにしている人も多いだろう。サントリー新商品『~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム』の発売を記念して「Master’s Dream Lounge」が4日より六本木にオープンする。そのイベントにモルツの顔である女優・竹内結子も駆け付けた。
ひな祭りの3日、東京・六本木ヒルズ ヒルズ カフェ/スペースにて「Master’s Dream Lounge」オープン発表会が開催され、17日(火)からオンエアされる新CM『~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム』の制作に携わった作曲家・久石譲、書道家・武田双雲、モルツと言えばこの人、竹内結子がゲストとして登壇し、饒舌な武田の独演会?となった。
醸造家たちが「まだ世界のどこにもない、心が震えるほどうまいビールをつくりたい」という想いで目指したという“醸造家の夢のビール”『~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム』。表現の道を極めたマスターたちにより作られた新CMには久石、武田、野村萬斎の想いがギュッとつまった仕上がりだ。
「少しノスタルジックな感傷的なメロディーを作ろうと思った。試飲をして美味しかったので色々な味わいのある多重奏にしようと思った」と語る久石の曲は、重厚で贅沢かつ味わい深い感じがよく表現されている。武田がしたためた書「夢」も久石の音楽に合わせ、優雅であり力強い一文字で表現されている。
「尺が分からない」というほど、武田はこの「夢」を書くまでの秘話を熱く長く語った。まず醸造家に「醸造家の夢は何ですか?」と尋ねたところ「見えない味がある。まだ人類が味わったことがない味が先に何となく見えている、そこに辿り着く旅である」との返答が嬉しかったという。「書道も音楽もまだ誰も見たことがない何かが、ビールにもあるということに感動し、なかなか伝わりづらいこの感覚を表現するため、スタッフの夢を聞いたりしながら夢を共有一体化して最大公約数を出すのを心がけた」と力強く語った。「自分が見たことのない書を書きたかったので僕も夢を叶えさせてもらった」と嬉しそうに明かす。
いまやモルツの顔となった竹内結子は「素晴らしい夢の豪華共演だと思った。久石の音楽、野村萬斎のナレーションに夢という文字が出来上がるまでのキラキラとした筆の道を追いかけていくのが楽しかった」と振り返った。
『~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム』で乾杯をした後「べろんべろんで作曲をしたり指揮をする久石さんの姿を見てみたい」と無茶なことを言う武田に対し、「やんねえよ(笑)」と久石も笑いながらピシャリ。とにかくよく喋る武田に竹内からもダメ出しがでる場面も。
用意されたキャンバスに生ライブで武田自ら夢をしたため、最後の一文字を竹内と久石、サントリービールの醸造家も一緒に仕上げた「夢」は皆の夢がいっぱいつまった見事な出来であった。書き終わった後、「武田さん本当に書道家だったんだ。面白いお兄さんだなっていう感覚だったので」と笑いながら突っ込む竹内に、武田は「明るい無邪気なただのお兄さんです。たまたま書道書いて行っちゃったみたいな」と冗談で返し、さらに笑いを誘った。
竹内もフラッと来るかもしれないという「Master’s Dream Lounge」にて、醸造家の夢がつまった『~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム』を味わってみてはいかが?
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)