エンタがビタミン

writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】木村祐一プロデュース“お化け屋敷”が那覇市に誕生。ガレッジセール、スリムクラブら沖縄出身芸人も歓喜!

よしもと芸人がお化けになって登場するお化け屋敷が誕生する。なんと国内最大級のお化け屋敷で、芸人・木村祐一がプロデュース。“恐怖”と“面白さ”と“感動”を体感できるエンタテインメント要素の強いものとなりそうだ。

3月12日にオープンする『よしもと沖縄花月』ならびに『沖縄おもろおばけ屋敷』の概要発表記者会見が2月1日、吉本興業株式会社東京本部にて開催され、沖縄出身のよしもと芸人をはじめ、人気のお笑い芸人たちが同施設を紹介して意気込みを語った。

ガレッジセール・川田広樹、木村祐一、トレンディエンジェル・須藤敬志。

沖縄・那覇市でも有名な国際通りの観光商業施設『HAPINAHA』内にできる同施設は、以前は沖縄三越が建っていた場所。沖縄出身のスリムクラブ・内間政成は「(クーラーが効いている)三越にはよく涼みに行っていた」、真栄田賢は「お父さんが地下の食品売り場でバイトをしていた」と地元ならではの思い出話を披露。

「おもろ百貨店」社長の木村祐一

沖縄三越跡地ということからこのお化け屋敷の舞台は、マジムン(沖縄県などに伝わる悪霊の総称)たちに乗っ取られた“おもろ百貨店”。参加者には、『8人でチームを組み、8つのお守りを手に入れて、百貨店をマジムンから取り返す』という使命が課せられる。プロデュースを務める木村祐一はこの百貨店の社長を演じる。「所要時間も30~40分あってたっぷり楽しめる。石原裕次郎記念館と同じぐらい」と自信を見せる木村は、「もともとある立地(三越)を利用している。ハニカム構造のミラー迷路やまっすぐ歩けない通路があったり、ヘンに怒られるトイレがあったり」と具体的な内容を少し明かした。

ハニカム構造のミラー迷路の模型を紹介するスリムクラブ・内間とそれに聞き入る笑い飯・哲夫

従業員役のガレッジセール・川田広樹は、「過去に悪霊にとりつかれたことがある。霊媒師に霊―それも位(くらい)の最も低い霊がついていると言われた。そういう経験を生かして驚かせたい」と希少な体験談を明かして意気込んだ。また、いたずらマジムン「MAJIMOO(マジムー)」の声を務めるスリムクラブ・真栄田は、「森山良子さんオススメの高級のど飴を舐めて収録に臨みたい」といつものハスキーな声でやる気満々なところを見せた。

「悪霊にとりつかれた経験を生かしたい」とガレッジセール・川田広樹

また、別フロアにオープンする『よしもと沖縄花月』は全国で13個目のよしもと常設劇場になる。365日、「おきなわ新喜劇」などよしもとのお笑いが楽しめる。沖縄に縁のない奈良県出身の笑い飯も「東京や大阪から行くことになるので、マイルが貯まるチャンスかな」と期待を寄せ、トレンディエンジェルは「沖縄には3回行ったことがあるけど、自分的には(ウケたのが)1勝2敗。これから勝ち越したい。いろいろな土地の方にお会いできるのは楽しみ」とにっこり笑顔。そして内間は「沖縄に住んでいるお父さんが痔がひどくて東京まで来られない」と、沖縄の劇場ならば自分たちの芸を観てもらえると喜んでいた。

高級のど飴を舐めて声の収録に挑む? スリムクラブ・真栄田

ほかにも、沖縄出身芸人のセブンbyセブン、またよしもとに潜む知られざる“マジムン芸人”としてインポッシブル、ですよ。、おかずクラブ、レイザーラモンRGもネタを披露して記者会見を盛り上げた。

『よしもと沖縄花月』と『沖縄おもろおばけ屋敷』、沖縄に新しいエンタメの風を吹かせることになりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)