山里亮太が昨年の10月に卒業した日本テレビ系のバラエティ番組『ナカイの窓』に涙の復帰を果たした。中居正広の発案で約2か月に及ぶ大がかりなドッキリを仕掛けられての復帰だが、本番ではドッキリに参加した心理カウンセラーも思わず涙する感動的なものとなった。

山里亮太（南海キャンディーズ）は『ナカイの窓』のゲストMCとして最多登場する活躍をしながらも、昨年の10月に卒業している。同じ時間帯に放送されるフジテレビ系のバラエティ番組『前略、月の上から。』に出演が決まったことから「お台場の方」を選んだ形だ。ところが、その裏番組の放送曜日が2015年1月から変更されることが分かり、山里は『ナカイの窓』への復帰を切望する。

2月11日の『ナカイの窓』では、その山里亮太に約2か月にわたってドッキリを仕掛けたフィナーレが放送された。

昨年、番組復帰を確信していた山里の楽屋に『ナカイの窓』のスタッフが訪れて、中居正広の意向により復帰できなくなったことを通告するところからドッキリが始まる。言わば裏番組を選んで裏切った形なのに「あっさりと復帰できるのか？」と中居がNGを出したというわけだ。ぼう然となり肩を落として帰路につく山里は、その気持ちのまま年を越すこととなった。

新年を迎えて、『笑ってコラえて！』の収録のためにスタジオに向かった山里亮太。ダーツを投げようとした瞬間に黒幕が落ちると、そこには中居正広をはじめ陣内智則やオードリー・若林ら『ナカイの窓』のゲストMCたちが立っているではないか。状況が理解できずに固まった山里は、「おはようございます」と小さく口にするのがやっとだった。下唇を突き出してじっと見つめる中居正広の迫真の演技に山里ばかりかゲストMCさえも緊張で固まっているようだ。

『ナカイの窓』でココロジストを務める心理カウンセラーの小高千枝さんは2月11日に『心理カウンセラー小高千枝（odakachie）　ツイッター』でドッキリ企画に途中から参加したことを明かしている。彼女は「ワクワク当日を迎えましたが、本番はあれ!?　どうして？　涙が…感動」と心境を表しながら、「山ちゃんは皆さんに愛されているんですね。実感」とつぶやいた。視聴者からも「山ちゃん泣いたらアカンでー、卑怯やわー笑。オモロかったし感動したわ。頑張ってなー」と感想が寄せられている。

また、小高千枝さんが「山ちゃん、ありがとう。これからも宜しくね！」とつぶやいたところ、山里本人から「いやぁ、ありがたいです…こちらこそよろしくお願いします！」と返信があった。ココロジストが感動してくれたことで、彼も『ナカイの窓』への復帰をさらに実感できたことだろう。

ところで、2月18日の『ナカイの窓』では今回に続き“ゲストMCスペシャル”の続編が放送される。予告編によるとゲストMCたちの視聴率ランキングが公表され、若手のパンサー・向井が山里亮太に鋭い言葉を浴びせる。復帰したのも束の間、山里は熾烈なゲストMCの争いに耐え切れるのか。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）