ドラマ『ウロボロス』で主演する生田斗真や小栗旬、ムロツヨシによる副音声“ウラバラス”が放送されたところ、多くの視聴者に「面白いけどドラマの内容が入ってこない」という副作用が起きている。本編ではストーリーが急展開して手に汗握るシーンが続くのだが、“笑える副音声”とどちらを選ぶか難しいところだ。
TBSテレビ金曜ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』の原作となる漫画『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』の作者・神崎裕也さんは2月13日の放送を見終えて『神崎裕也(kanzakiuro) ツイッター』で感想をつぶやいている。彼も「ウロボロスの5話+副音声も楽しく観させてもらいましたw面白かったです!」と“ウラバラス”にハマったようだ。
“ウラバラス”は2月13日放送の第5話と2月20日放送の第6話だけのスペシャル企画で、生田斗真、小栗旬、ムロツヨシがドラマ解説や撮影裏話を副音声でおしゃべりするものだ。
2月13日にその副音声“ウラバラス”を聴いた視聴者からはツイッターで「ウラバラス、なんと画期的な企画! 3人のわちゃわちゃとうるさい感じがめっちゃおもしろかった」など好評なつぶやきが多いのだが、「肝心のウロボロス本編が全く入ってこないのが難点」という感想も少なくない。
ただ、「家に帰ったら泣きたくなるような日ってあるじゃん? まさに今日そうだったんだけど、ウラバラスのおかげで復活したわ。ありがとー!」、「ウロボロスとウラバラスは、ココロのサプリメントです」という視聴者もいて、様々な副作用が生まれているようだ。
13日に放送された第5話『君は僕が守る』では、小学校の運動場で生徒たちに演説する北川警視総監(中村橋之助)が何者かに銃で撃たれる衝撃的な場面もあった。また、龍崎イクオ(生田斗真)がコンビを組む日比野美月(上野樹里)を守るために犯人を近距離から銃で撃ったりと、緊迫シーンが続いた。副音声“ウラバラス”はそんな空気を緩和させる手段なのかもしれない。
原作者の神崎裕也さんをして「桐乃姐さんのビジュアルも再現度すごかった」と絶賛する、我孫子会会長夫人役・武田久美子の出番も増えてきた。第6話でも松江組若頭の段野竜哉(小栗旬)に詰め寄るシーンがありそうだ。緊張感に耐え切れない小栗ファンは副音声“ウラバラス”に逃げる手もある。
http://youtu.be/afORRD4BwKA
※画像は『twitter.com/ouroboros2015』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)