FMラジオ番組『スキマから聴こえてくるラジオ』で毎月第4週目のレギュラーを務める、伊藤洋介と古市憲寿による番組が“シャレにならない! あのビッグアーティストの裏話?”にまで及んでヤバいと評判だ。先日の放送では元ELTの五十嵐充をゲストに迎えると、伊藤が「徹底的になんでですか?って聞いていいからね!」と古市をあおっていた。
JFN系列全国12局ネットで放送しているFMラジオ番組『スキマから聴こえてくるラジオ』(毎週土曜 26時00分~27時00分 ※一部地域を除く)は、豪華出演陣が毎週、斬新な切り口から話題を取り上げてネットでも話題を呼んでいる。中でも、毎月第4週目のレギュラーを務める2人の番組が、なかなか面白い。
伊藤洋介はサラリーマン業をしながら2人組のユニット・東京プリンを結成し、アーティストとしてや、執筆活動に各種コンテンツプロデュースも行う多才な人物だ。古市憲寿は若手社会学者として現代日本の若者をテーマにした著作を執筆。最近はテレビ番組でも独特なキャラクターで注目されている。
この2人がパーソナリティーを務める第4週は、“現代の20代~30代のDNAに刻まれたJ-POP黄金時代にフォーカス”し、名曲の数々を聴きながら、90年代から現在までの「時代の移ろい」を多角的に検証していく。なにより、“シャレにならない!”と言われるほど、遠慮のない2人のトークが醍醐味だろう。
1月25日(24日深夜)の放送では元Every Little Thingの五十嵐充がゲストとして登場。伊藤が「徹底的になんでですか?って聞いていいからね!」とあおると、さすがに古市もavexは大丈夫かと心配していた。そんな2人に乗せられて、五十嵐は電話番とトイレ掃除のアルバイトから始まり、Every Little Thingのデビューまでの裏話を赤裸々に語ってくれた。
ついにエンディングでは、古市が「3人でもうステージには立たないんですか?」と誰もが気になる質問を投げかけると、「それは僕が決める事じゃないですからね」と五十嵐。それでも「一ファンの想いですよ!」とめげずに食い下がる古市を伊藤が「またTwitter炎上するよ! そういう事言ってると」と制した。
ゲストは毎回登場するとは限らないが、その他にも90年代のカリスマ的存在として、浜崎あゆみや安室奈美恵を取り上げたり、スピッツ・GLAY・Mr.Childrenの名曲について、当時の社会情勢との関連性を歌詞から見出すなど、懐かしさの中にアカデミックな匂いも感じることができるこの番組。次はSPEEDとPUFFYをピックアップする予定となっており、どのような展開となるか楽しみだ。
■次回放送予定。
2月28日(土)26時00分~放送<FM秋田・ふくしまFM・FM石川・FM岐阜・FM三重・FM岡山・FM山口・FM徳島・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄>
3月1日(日)24時00分~放送<FM福井>
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)