ももいろクローバーZ(ももクロ)が出演した公開トーク番組『A-Studio』で、MCの笑福亭鶴瓶から母親への取材場面を見せられて仰天してしまう。鶴瓶をして「“ババクロ”はものすごくパワーがある」という母親5人は、娘のプライベートについても遠慮なく語った。メンバーも「やめて」「それは言わないで」と焦ってしまう。
ももいろクローバーZの5人が2月27日放送の『A-Studio』(TBS系)に出演した。番組アシスタントの山下リオもスターダストプロモーション所属で、ももクロと同じく代々木公園で路上ライブした経験もあって意気投合していた。鶴瓶とは『桃色つるべ~お次の方どうぞ~』(関西テレビ)で一緒にレギュラーを務めている。すっかり和んでいたももクロメンバーだが、VTRに母親たちが登場した時にはさすがに騒然となった。鶴瓶が事前に5人の母親を揃えて対談したのだ。
背中から撮った姿しか映らなかったが、髪型や雰囲気はやはり娘と似ているようだ。中でも高城れにの母はロングヘアーの後ろ姿がそっくりで、後ろ横から映った顔も似ており「やめて、映さないで!」と娘も照れていた。
笑福亭鶴瓶がそのキャラクターをリスペクトして“ババクロ”と呼ぶ母親5人は、川上マネージャーと大きなケンカをしたこともあるという。玉井詩織は「昔、話し合いをしてた…」と覚えており、鶴瓶は「川上も力が要るよね! あの親に勝たなあかんのやろ!」とマネージャーの大変さを思いやる。
そんな“ババクロ”は娘にも容赦ない。鶴瓶によると「あーりん(佐々木彩夏)は家では、そんなにベラベラしゃべらない。有安は家ではずーっとしゃべって“オチがないのよ、鶴瓶さんみたいに”」といった感じらしい。有安杏果は「言わないで!」と恥ずかしそうだ。
さらに有安の母は「英語は96点とるけど、丸暗記なので絶対に覚えていない」と証言しており、有安本人も「文章ごと覚えているので、全く身にならない勉強です」と認める。すると、百田夏菜子は「すごーい! 私は全然覚えられないもん」と羨ましがった。鶴瓶曰く、その百田夏菜子と高城れにの母親が揃って「うち(の娘)はアホですから」と口にしたという。
そこから、スタジオでは学校の成績の話題となり、百田夏菜子が「私はすごく勉強するんですが、なのに入らないっていうか…やってるはずなのに」と語れば、高城れには「私は勉強しないのに…できないんですよ」と明かす。さらに佐々木彩夏が「普通に勉強して、普通にまあまあいい点数をとります」と言えば、玉井詩織が「私は、勉強しないけど、ちょっとできるんですよね…フフ」と微笑んだ。
「それが、一番腹立つ」と訴える百田がメンバーの“勉強ぶり”をまとめた。玉井は「勉強しないで、できる人」、有安は「勉強して、できる人」、佐々木は「中間」、百田は「勉強してるのに、できない人」、高城は「勉強しないから、できない人」となり、「いろんなタイプがいて、バランスが良い。足りないところをみんなで補っている」のがももクロらしいと再確認できた。
実は、25日に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)にももクロが出演した時に、専門家たちから「美人ではないが、それぞれ魅力的な部分があり、5人揃うと完成する」といった主旨のアドバイスを受けている。ルックスでも頭脳でも、5人揃って完成するのがももクロの魅力なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)