元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂とお笑いタレントの勝俣州和は、家族ぐるみで仲が良いそうだ。しかし勝俣曰く長嶋は「自分の好きな事だけやる人」なので、周りはそれに振り回されていると話す。

2月5日放送の『ダウンタウンDX』（日本テレビ系）に視聴者から、“今年のお正月にハワイの和食店で、長嶋一茂と勝俣州和に遭遇した”との投稿があった。お互いの家族も一緒だった中で喋っているのはほとんど長嶋、勝俣は「うん」「そうだね」と相槌くらいしかしていなかったという。テレビと違って口数が少ない彼の姿に、投稿者は驚いたらしい。

この日の勝俣は両家の子どもの相手をして、野外のプールで一日中遊んでいたそうだ。夕食は長嶋の提案で、美味しいピザとパスタの店に行くことになっていた。そして約束の時間に長嶋の部屋に集合すると突然、「かっちゃん、やっぱ今日は和食じゃないか？」と言い出す。皆が戸惑っているにもかかわらず、「和食だよって言ってたら、体が和食になっちゃった」などと言いながら、長嶋は自分が行きたい店に予約を入れ直し皆を引っ張っていったという。

「この店みんな美味いから、メニュー見て頼んで！」と長嶋は号令をかけるも、次々と自分の食べたいものだけを注文する。「かっちゃんウニ食べよう、ウニ」「カキフライ、食べよう」。勝俣もメニューを見て注文したいのだが、運ばれてきた料理を食べるのに忙しくて、なかなか自分の食べたいものが頼めない。すると今度は「かっちゃん、酒飲まない？」と聞かれ、日中照りつける太陽の光を浴びていた勝俣は“冷えたシャンパン”が頭に浮かんだそうだ。だが、そんな気遣いなどしない長嶋は「熱燗、飲もうよ、つまみは山芋でいいよね」と勝手に注文。そして手酌でガンガン熱燗を飲みながら、「汗が止まらない」と文句を言っていたそうだ。

どうやら勝俣はいつものことなので慣れているのか、この時もうなずきながら長嶋の意見に従っていたのだろう。同番組のMC・ダウンタウンの浜田雅功は「何であなたのペースなの？」と不思議そうである。一日中自分の子どもと一緒に遊んでもらって、疲れているだろう相手を労うやり取りが無いのが信じられないようだ。しかし、長嶋は「何か分からないんですけど、俺のペースでやりたくなるんですよ」と笑うだけであった。
（TechinsightJapan編集部　みやび）