AKB48の39thシングル『Green Flash』の是枝裕和監督によるミュージックビデオが完成した。監督は「泣き顔で始まろうということだけ最初に決めました…」と撮影について語っている。テレビの情報番組でも同MVの一部が紹介され、小嶋真子や木崎ゆりあ、松井玲奈、指原莉乃らが涙する場面が映った。また、楽曲についてもファンから「勇気をくれる素敵な曲」、「超神曲です」といった反響があり本編の公開に期待が高まる。
AKB48が3月4日にリリースする39thシングル『Green Flash』のMVが完成した。本楽曲では9年目にして初のセンターとなる柏木由紀と、『ハート・エレキ』(2013年10月)以来となる小嶋陽菜がWセンターを務める。さらに高橋みなみ・山本彩らがラップに挑戦しており、全体には壮大なストリングスに艶やかなメロディをのせた切ないミディアムバラードとなっている。
1月25日、『AKB48リクエストアワーセットリストベスト1035 2015』の最終日で初披露されたが、今回MVが完成したことで情報番組でも取り上げられてその映像と楽曲の一部が放送された。
同MVに関わった是枝裕和監督は「泣き顔で始まろうということだけ最初に決めました。強い泣き顔。その涙を受けて、それぞれの物語を別々の方向に走らせ、海に沈む夕陽を見ている横顔で終る…」とコメントしている。「涙」と「夕陽」にこだわって撮ったようだ。
また、監督は「テーマをあえて一言で表現するなら“浄化”でしょうか」とも発言しており、「涙が流れるのは心を消毒している」、「今日の悲しみは夕陽に置いていこう」といった歌詞の主旨を反映させたことが分かる。
AKB48グループ総合プロデューサー・秋元康の『トークアプリ755 秋元康のトーク』には、早くも「Green flash聴きました。立ち止る心に動き出す勇気をくれる素敵な曲です」、「とりあえず言いたいのはGreen Flashは“超神曲”ということです。 この曲でAKBファンが増えると思います」などの反響があった。
是枝監督の考えもあり、出演メンバーには前もって「今回は泣くシーンがあります」と伝えていた。川栄李奈や松井珠理奈はドラマ経験もあることからすぐに泣けたらしいが、メンバー同士で「どんなことを考えたりすると泣く演技ができるのか?」と話し合う場面もあったという。画像を見る限りでは、お風呂で涙する宮脇咲良や窓際で泣き顔を見せる島崎遥香に迫力を感じたが、実際にはどう映っているのかMVの公開が待たれる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)