エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】阿部真央が夫との馴れ初め明かす。夫婦で共同作業した“結婚ソング”とは。

阿部真央がラジオ番組で今年の1月4日に入籍したマニピュレーター・飯塚啓介さんとの出会いについて語った。「電波で初めて話す」という貴重なエピソードはほっこりとするものだった。その飯塚啓介さんと作った結婚ソングがニューアルバムに収録されている。

シンガーソングライターの阿部真央が、2月18日にニューアルバム『おっぱじめ!』をリリースする。その宣伝も兼ねて彼女が2月4日の『坂本美雨のディアフレンズ』(TOKYO FM)に出演した。パーソナリティーの坂本美雨も昨年3月に結婚しており、阿部真央と新婚トークで盛り上がった。

そんな中で坂本美雨から「旦那さんのどこに一番惚れたの?」と直球質問された阿部真央は、「電波で初めて言うけど…」と2人の馴れ初めを明かした。

飯塚啓介さんはシンセサイザーのプログラミングなど、サウンドの構築に関わるマニピュレーターとして知られる。3人組音楽ユニット・CORE OF SOUL(2006年解散)やロックバンド・Addyなどで活動してきた。Perfumeのライブにもマニピュレーターとして関わる彼が、2012年の阿部真央のツアーに参加することとなった。

阿部真央はリハーサルで初めて彼に会った印象を「見た目はとっつきにくいと思った」と振り返る。その、リハーサルスタジオの売店に棒状のチョコの駄菓子が置いてあり、当たりが出ればTシャツがもらえる仕組みとなっていた。そのお菓子を彼がバリボリと食べていたので阿部真央も「いいなー、それ、私も後で買おう~」と口にした。しかしお菓子のことは忘れてしまい、休憩時間にみんなとワイワイしゃべっていた。すると彼が片手でいっぱいに持った10本くらいのお菓子をみんなが囲む机の上にバーンと置いて、何も言わずに去って行ったのだ。

「私が買おうと言ったのを覚えていてくれたんだ」と察した阿部真央。「あ、やさしー!」と彼の人柄を感じた。お菓子が1つだけだと彼女も気まずいと考えて、みんなで食べるように10個ほどを置いていったことも「意外と空気が読めてる」と気に入った。そんな飯塚啓介さんに彼女は「そういう人ってあんまり会ったことないな」「ちょっと不器用なところもあるが、やさしい」と魅かれていく。

そんなエピソードから坂本美雨は「大きく包んでくれるんですね」と飯塚啓介さんのやさしさを感じ取りながら、音楽関係の仕事をする者同士で意見がぶつかることはないかと新婚夫婦を心配する。しかし、阿部真央は歌手として前に出る立場だが、マニピュレーターの夫は裏方的な立場で音楽を作るのでそれはないそうだ。「好きなジャンルも違うし、家で音楽の話はしない」というから意外である。

ニューアルバム『おっぱじめ!』に収録されている楽曲『Marry me baby I love you』は2人を歌った結婚ソングとなっている。「今しか出せない、このタイミングしかないので書いた」と阿部真央は照れることもなく言い切る。彼女が「やれるとこまでやっちゃおう!」と言うと飯塚啓介さんも「わ、わかった。頑張ろう」と快く引き受けてくれ、夫婦による共同制作で完成した。

彼女は1月24日に25歳の誕生日を迎えた。『あべまのブログ~つらつらつづる~』で「あっという間に誕生日を迎えてしまいました。忙しない1月です」と慌ただしさを伝えながら、「これからもより一層大人らしく、楽しく、色々なしがらみから逃げながら自由に楽しめる心を取り戻すべく邁進したいと思います」と25歳の決意を示している。今年からは夫婦で楽しめるのでさらに違った世界が開けることだろう。

※画像は『あべまのブログ~つらつらつづる~』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)