御年74歳にしてくびれたウエスト、豊満なバストを見事に維持し続けるデヴィ夫人が、80年代のディスコルックを披露した。ディスコソングが流れると自然に体が動き出し、しなやかでキレのあるダンスは現役のようだ。高級住宅地、渋谷区松濤に住むデヴィ夫人がディスコや渋谷の思い出について語った。
渋谷駅前で49年間、愛され続けてきた「東急プラザ 渋谷」が3月22日をもって閉館する。22日、東急プラザ 渋谷にて「東急プラザ 渋谷 タイムスリップギャラリー」プレス・プレビュー&オープニング式典が開催され、「渋谷は故郷」と語るデヴィ夫人がゲストとして登壇した。
ロシアンセーブルのゴージャスな毛皮をまとい登場したデヴィ夫人。その毛皮の下は薄いサテン地・レインボーカラーの80年代ディスコスタイルに身を包んでいた。「サーファーディスコ」を再現した会場でスタイルの良さはさることながら、「踊りは大好き」と言うデヴィ夫人は曲が流れるとキレのあるディスコダンスを披露し、詰めかけた報道陣を感心させた。
霞町(現・西麻布)生まれのデヴィ夫人は、当時、「都電に乗って渋谷に映画を観に来るのが楽しみだった」と懐かしそうに語る。「今も面食いです!(笑)」と、ハチ公前で綺麗な(顔立ちの)男性と待ち合わせをした青春の思い出も明かした。渋谷の象徴でマルキューの呼び名で親しまれている「109」も「10(トー)9(キュー)」と呼ぶ話なども語った。
渋谷を「東京のエネルギーであり、活力、源泉」だと力強く説いたデヴィ夫人。「オリンピックに向けて整理整頓した、美しく今までとは違う大人の方もエンジョイできるシックな街になって欲しい」と未来の渋谷への期待を込めた。
帰り際、故・淡路恵子さんの長男・島英津夫氏との訴訟についてしつこく聞いてくるマスコミに「みなさんは興味があるのかもしれませんが、わたくしは全然興味ありません。全て関知しない。非常に馬鹿げたことだと思っている」と半ば呆れ気味でその場を後にした。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)