マツコ・デラックスがCMで今度はロボットに変身した。『OCN モバイル ONE』の新CMが放送開始されると、ネットでは早くも「マツコのロボットのCMいい」などの感想がつぶやかれている。他社も入れるとその姿を見ない日がないほどCMに出演しているマツコ・デラックス。ペヤングのCMは放送自粛となったが、次は“ロボマツコ”が話題となりそうだ。
NTTコミュニケーションズ株式会社が昨年に引き続き、キャラクターにマツコ・デラックスを起用した新CM『ロボマツコ完成』篇を12月13日より全国にてオンエアしている。LTE対応モバイルデータ通信サービス『OCN モバイル ONE』が、12月より新たに音声通話にも対応し、現在使用している携帯電話番号そのままで、通話料金とパケット料金を月々1,600円より利用可能となった。新CMではそれによって月々のスマホ料金がお得になることを、ロボマツコを装着するマツコが「けっこう、浮く」ことで伝えている。
マツコ・デラックスと言えば、他社も含めると数々のCMに登場してきた。最近ではフリーアナウンサーの夏目三久が“宇宙人ブラックレディー”のマツコに姿を変える缶コーヒーのCMが鮮烈だった。また、マツコは『ペヤングソースやきそば』のCMにも2013年10月から出演しており、同商品の人気を再燃させたと言われる。『超大盛』のCMでは、屋台で焼きそばを買うマツコが「それで大盛り? 大盛りってのはね!」と自分で焼きそばを盛る迫力の演技を見せている。
しかし、製造・販売元のまるか食品が『異物混入に関する調査結果と商品販売休止』にともないペヤングのCMも自粛しているようだ。ネットでは「マツコがCMしてて…ついにまるか食品もここまで来たかと思ったのにな…」、「マツコが出てるペヤングのCMは中止してるんですか?」と気にする視聴者も少なくない。
今回の『OCN モバイル ONE』の新CM『ロボマツコ完成』篇では、マツコが“ロボマツコ”を装着される過程をCGで表現している。そのため、撮影では“ロボマツコ”本体は無い中でCMの仕上がりを想像しなければならない。難しい演技を要求される中で、マツコは監督からの細かい演技指示に対しても、「自分で演技しても良い?」と“女優”のこだわりを見せた。しかも、撮影を終えると手応えが少なかったのか「えっ! これだけ!?」と驚き、「私CG使わなくても、もうちょっと仕事できるよ。こんなCGになるとちょっとショック…」と不満そうにしていた。
『ロボマツコ完成』篇は、早速ツイッターで「マツコ・デラックスがアイアンマンになるCM面白いね」、「マツコがロボになるCMのナレーション、ツダケンか?」と話題になっている。マツコ・デラックスがCMに引っ張りだこなのもうなずける反応だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)