元プロレスラーの小橋建太氏と女子プロレスラーの宝城カイリ選手がプロレス誌で対談。小橋氏がツイッターでその時のツーショットを公開している。宝城カイリ選手の得意なポーズでキメており、彼女にとってプロレス界の大先輩と夢の共演が実現した。
“鉄人・小橋建太”と“海賊王女・宝城カイリ”が対談したのは、12月3日発売の『週刊プロレス 12月17日号』だ。小橋氏が12月1日に『小橋建太(FortuneKK0327) ツイッター』でその件に触れており、「宝城選手のポーズで撮影しました」と2人で“海賊ポーズ”する1枚を投稿している。
小橋建太氏は全日本プロレスから三沢光晴選手らが旗揚げしたプロレスリング・ノアに移り活躍。2012年2月、試合中の負傷で欠場することとなり、12月9日に現役からの引退を表明する。2013年に個人事務所『Fortune KK』を設立して、今年の6月には自身のプロデュース興行『Fortune Dream 1』を開催した。
12月10日に後楽園ホールで『Fortune Dream 2』を開催することから、参加する女子プロレス団体スターダムの“海賊王女”こと宝城カイリ選手との対談となった。宝城カイリ選手が小橋建太氏の“青春の握りこぶし”ポーズを一緒にキメる場面もあった。
宝城カイリ選手は、学生時代からヨットで世界選手権に出場するという経歴を持つ。大学を卒業後、女優を目指す中で舞台にて女子プロレスラーの役を演じたことからプロレスに魅かれてスターダムの門を叩く。海に限らず釣りも好きなようで、『ルアーマガジン』のバス釣りロケなどに出演している。
ところで小橋建太氏のツイッターでは、亡くなった三沢光晴社長についてイラストレーター・アカツキ氏が描いた4コマ漫画が紹介されている。三沢光晴さんは、2代目タイガーマスクとして活躍したこともある名レスラーだった。プロレスリング・ノアを設立後も現役で活躍するが、2009年6月13日の試合で技を受けて意識不明となり、その後他界した。
その漫画は彼がまだ元気だった頃の話だ。小橋建太氏が病気で入院し、三沢社長は小橋氏を見舞う選手たちに「わかってるな…」と念を押す。小橋氏が寂しくないように「エロ本を差し入れる」よう指示したために、病室にはエロ本が何冊も積まれていたというストーリーだ。実話か否かは不明だが、ネット上ではファンから「小橋は明るい…古本屋でエロ本立ち読み目撃したんだからな。だからがんばれ小橋!」と闘病中の彼を励ます書き込みも見受けられる。4コマ漫画に近い状況は想像に難くない。
今ではその三沢社長もあの世に旅立ち、小橋氏が『FortuneKK』を設立して代表取締役を務める。三沢社長の優しさを振り返りながら、小橋建太氏も時の流れを感じたことだろう。
※画像は『twitter.com/FortuneKK0327』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)