女性の下着が上下揃っていないのは、“ケンタウロス(半人半馬の怪物)”みたいなもの―とまで言うのは、あるテレビ番組での千原ジュニア(千原兄弟)。少々大げさすぎる気もするが、それぐらい違和感があるのだという。この意見に対してツイッターでは、「好きな男と会う時は必ず上下セットにしますから!」と女性がにべもなくつぶやいている。
12月28日放送の『気づいちゃった人々2014』(フジテレビ系)内でバカリズムは、なぜ女性は新しい下着を見せて、「可愛くない?」と自慢するのかと疑問を投げかけた。そもそも女性の下着よりも次の段階のことで頭がいっぱいなので、男にとって可愛いかどうかは“どうでも良い”ことらしい。
その流れから千原ジュニアは、上下違う下着を身につけていた女性に出会ったエピソードを、「あんなこと、あるんですね?」と目を丸くして話し始めた。上下同時に買っているのに、なぜ別々に着用するのかが信じられない―と言うのだ。「靴下を左右バラバラに履いているみたい」とバカリズムが言えば、ジュニアも「ジャージの上下、別のブランドのものを着ているのと同じ」「ケンタウロスのような違和感」と、女性側からすれば少々大げさすぎる主張ばかりである。
過去の様々なサイトで行われた女性向けのアンケートでは、全体の6~7割が「下着は必ずしも上下セットではない」と回答している。そもそもいつも上下セットで買うものではないし、ショーツの方が買い替える時期が早く、お手軽な価格のものが多いので、自然と枚数も多くなってしまうのだ。バカリズムはセットで売っているショーツと同じものを3枚くらい買っておけ―と言っていたが、そこまで男性は女性の下着が上下揃っていなければ嫌なのだろうか。
この番組を見た女性のツイッターには、「どーでもいい男と会う時は上下ズレててもかまへんのや! 好きな男と会う時は必ず上下セットにしますから!」とのつぶやきが。前述のアンケートでも「彼氏と会うときのみ、お揃いの下着」等の回答が多かった。ジュニアには気の毒だが、出会った女性が下着の上下がバラバラだったのは、彼のことを本気で好きではなかった可能性があるようだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)