先日の『THE MANZAI』で見事優勝し、改めてベテランとしての実力を見せつけたお笑いコンビ、博多華丸・大吉のツッコミ担当・博多大吉。実は彼、国民的アイドルグループ・嵐の大ファンである。コンサートチケットを入手するためファンクラブにまで入っていた彼が、ついに初めて東京ドームコンサートに参戦。しかしあまりにも“好待遇”すぎるもてなしに、逆に戸惑ってしまったようだ。
大吉は24日、自身がパーソナリティを務めるTBSラジオ『たまむすび』に出演。今月19日に東京ドームで開催された嵐のコンサートに参加したことを告白した。
実は、以前から嵐の大ファンを公言していた大吉。コンサートチケットを入手するためにファンクラブ会員になるほどの熱心ぶりだった。しかし国民的人気アイドルの嵐、ファンクラブ内の抽選でもなかなかチケットを入手できず、これまでコンサートには一度も行ったことがなかったという。
以前嵐と番組で共演した際にその話をすると、「招待しますよ!」と快く誘ってくれたという嵐のメンバー。しかしそこは律儀な大吉、「ファンと平等でありたい」とあくまで抽選でのコンサート参加にこだわっていたようだ。
しかし今回、大吉の事務所に直々に招待状が届いたという。今や嵐のコンサートチケットは関係者でも抽選で配られるほどの激レアぶりで、番組で共演しているMCしかもらえないとマネージャーに聞いた大吉は、せっかくの好意に応えるべく、めでたくコンサート初参戦を決めた。
そこで大吉が驚いたのが、大吉に対する“待遇”だという。まず会場に着くと、“控え室”に案内される。大吉は一瞬「僕、(コンサートに)出るのかな?」と勘違いしたと笑いながら語ったが、これは芸能人が会場入りしファンが混乱するのを避けるための措置だそうで、コンサート開始ギリギリまでそこでの待機となったようだ。しかもその控え室、同じくジャニーズの人気グループ『Hey! Say! JUMP』と相部屋であったというからさらに驚きだ。一瞬自身を「新メンバーかと思った」と語った大吉、まさかの待遇に困惑を隠せなかったようだ。
そしてコンサート開始が近づき席に案内されると、そこはなんとジャニーズの後輩が見学する観覧席。会場後方の関係者席に案内されると思っていた大吉はかなり驚いた。その席で、同じく招待されたフジテレビの笠井信輔アナウンサーと日本テレビの“ラルフ”こと鈴木崇司アナウンサー、『NEWS』の増田貴久、そしてHey! Say! JUMPのメンバーと仲良く鑑賞。しかし両アナウンサーは途中退席してしまい、“ジャニーズに挟まれて嵐のコンサートを鑑賞”するという想定外の事態になってしまった。
さらに驚くべきはコンサート終了後。打ち上げにまで誘われたという大吉だが、もちろん知り合いは誰もいない状況。困った挙句、Hey! Say! JUMPのメンバーに紛れ一緒に嵐を待っていたというのだ。嵐が到着した瞬間にメンバーと一緒に頭を下げて挨拶する姿に、嵐メンバーもかなり驚いていたようだ。控え室からコンサート鑑賞、打上げまで、まさかのHey! Say! JUMPと一緒という“後輩待遇”だったコンサートだったが、「貴重な経験をさせていただきました」と満足そうに語った大吉。プレミアコンサートに参加しただけでなく、天下のジャニーズに紛れ込むという“激レア体験”、ファンは羨ましくて仕方ないだろう。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)