ビートたけしが冠番組『ビートたけしのTVタックル』で、昨今の女性アナウンサーについて「局のアナウンサーはみんな可愛いコばっかりになった」と苦言を呈した。彼らしく大胆に「女性の教養ある人が言わなきゃダメだよ!」と警告している。
深夜枠になってますます過激さが増した『ビートたけしのTVタックル』。12月28日には今年の総決算とばかりに“たけし&爆笑問題がメッタ斬り!2014年オレたちのお騒がせ重大ニュースSP”が放送された。
テニスやフィギュアスケート、ゴルフなど日本のスポーツ界で活躍するには、幼少期から英才教育をしなければならない時代となりつつある。ビートたけしが「お金持ちの子どもしか活躍できない」と見解を示したところから、なぜか女子アナの話へと脱線する。
タレントのおのののかが東京ドームでビールの売り子をして人一倍稼いだことは有名だが、長嶋一茂によると「女性に売り子さんを代えてから売り上げが倍になった」というほど効果があるらしい。おのののかも「東京ドームは、今は女の子ばかり」と証言している。
そんな彼女に「階段を上ればパンツが見えるの?」とたけしが問えば、太田光は「ちょっとかがむと谷間が見えるんだよね?」と追及したが、そうした事実は無いとのことだ。
たけしが「局のアナウンサーもみんな、可愛いコばっかりになった」とテレビ局の女子アナに矛先を向けた。「女性の教養ある人が“これはおかしい”と言わなきゃダメだよ」と持論を展開するたけし。テレビを見れば朝の天気予報にはじまり、昼のバラエティやワイドショー、ゴールデンの枠まで「出てくる女の子(女子アナ)はキレイな人ばかり」だと言う。
ところが、そのあたりから「途中で野球選手とできて終わっちゃう」と危ない発言が増えてきた。「ブスを使ってるのはNHKと北朝鮮だけだ」と言うが、「NHKも最近はキレイになってきた」と補足する。さらには、ミニスカートをはいているお天気お姉さんに触れて、「あれは女の子を大切にしているのではなくて、性の対象として見ていることにアナウンサーも気づくべき」と忠告した。
たけしの見解を受けて、大竹まことが「もっとブサイクを使わなくちゃダメだね!」と言いながらも「俺は見ないけどさ」と落としたが、ミッツ・マングローブは「私は見るわよ!」と真剣に主張していた。
加藤綾子、生野陽子、三田友梨佳アナのいるフジテレビをはじめ、最近は各局で美人アナウンサーを目にすることが多い。また、小林麻耶や高橋真麻のようにフリーになってからタレントとして活動するケースもあり、女子アナと言えど芸能人として通用する人材も育つ時代だ。昨今の風潮に、たけしは本来のアナウンサーとしての役割を最優先するべきだと言いたかったのではないか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)