シンガーソングライターのaikoが、今年のNHK紅白歌合戦に出場ならずツイッターで「ちっきしょー!」と叫んだのは約1か月前のことだ。さまぁ~ずとのロケ番組で、彼女が“紅白落選の日”を振り返った。aiko自身よりも家族のショックが大きかったことや、「ちっきしょー!」を思いついた理由についても明かしている。
aikoが12月27日放送の『さまぁ~ずの歌フリ!アーティストが芸人としたいコト…のつづきは歌の中で。』(日本テレビ系)のロケで、お笑いコンビ・さまぁ~ずの2人と地元大阪のUSJを巡った。ハンバーガーショップでのトークでは三村マサカズから「aikoちゃんっていくつ?」と率直な質問が飛び出す。39歳と答えたaikoは、三村からの「36くらいかなって(思った)」と微妙な返しにも「ありがとうございます」と楽しそうにしていた。
さらに、三村は「CDを出せば、あとは余裕でお金が入ってくるの?」と迫る。「いやいやいや…」と否定したaikoは、「もう、オリコンの発表が出る時とかは、みんな“ん~”ってなってます」とうなだれて見せた。アーティストの裏話が出たところで、「紅白に落ちた時はどうだった?」とあの件に触れた。今年の大晦日に行われる第65回NHK紅白歌合戦の出場者に選ばれなかった彼女が、11月26日に『aiko official(aiko_dochibi) ツイッター』で「紅白落選した。ちっきしょーーー!!」と叫んだことは有名だ。
aikoはその日、スタッフから呼ばれて「ちょっと話があるんだけど」と言われた時に「私、なんか悪い事したのかな」とドキドキしたという。「今回は、僕たちも力が足らず…」との言葉で紅白に落選したことが分かった。彼女は「ああ、そうですか~、でも、仕方ないです」と冷静だったが、それよりも家族がショックを受けたようだ。「父が無言で犬の写真を送ってきた」というほど、彼女を励まそうと気を遣っていたらしい。
さまぁ~ずの2人はそんな彼女の話を聞いて意外そうだったが、三村は「ツイッターで『ちっきしょーーー!!』はいいね。ノーコメントの方が気になる」と評価している。aikoも嬉しそうに「コウメ太夫さんの…」とお笑い芸人のネタから思いついたことを明かしている。
今年の紅白には落選してしまったaikoだが、豪華なラインナップで知られる『ミュージックステーション スーパーライブ2014』では元気に『あたしの向こう』を披露した。ツイッターでは共演したコブクロとのオフショットを公開しているが、彼女らしい1枚となった。
※画像は『twitter.com/aiko_dochibi』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)