11月下旬、男子フィギュアスケート(スペイン)のハビエル・フェルナンデス選手と堂々の“結婚宣言”をしてから初めて公の場に姿を現した安藤美姫。ネイルクイーン スポーツ部門受賞、ベストジーニスト2014受賞と今年は様々な賞を受賞し話題に事欠かない安藤が自身の幸せ、娘、結婚について語った。一方で報道陣の質問が安藤に集中したことに、魔裟斗が苛立ちを隠せず退場するというハプニングもあった。
4日、東京・京橋にて第7回「ペアレンティングアワード」授賞式が行われ、2014年育児業界に影響を与えたタレントやアスリート、ヒット商品など「ヒト部門」5組、「モノ部門」20商品、「コト部門」4項目総勢29のアワードが決定した。
「ヒト部門」に於いてはスポーツ部門で安藤美姫と北澤豪、パパ部門では滝藤賢一、ママ部門ではスザンヌ、カップル部門では魔裟斗と矢沢心夫婦が受賞した。
北澤は今朝「(受賞を)辞退しなかったのか?」と奥さんに言われたと明かし、「まだまだ(家の中では)認められていない。父親としてのポジションを確立したい」とコメントした。そんな北澤とは対照的だったのが魔裟斗、矢沢心夫婦。「(魔裟斗は)何もしなくていいくらいできる旦那さん。家事も育児も私のお世話もしてくれ、その上自分のトレーニングもする。全てにおいてすごい」と妻の矢沢が褒め称えた。魔裟斗も矢沢を「母乳のため4、5年お酒を飲んでいないのがすごい。プライベートをほとんど削って子育てをしているから、掃除洗濯はやろうかな」と妻を思いやる様子を見せた。
この日、一番注目が集まったのはシングルマザーである安藤美姫だ。アスリートと母親業の両立について聞かれ「現役の時ほど練習量はなくていいけれど、テレビや雑誌の仕事をするようになり生活が変わった。毎日トレーニングをしなくていい分、朝はゆっくり娘と過ごし、夜寝るまでは一緒にいる。今は(スケートの)練習は夜中の3時から。アスリートとしての自覚をもちながら、一人の女性であり母親として時間をとるようにしている」「疲れて帰ってきても娘の寝顔を見ると次の日のパワーがみなぎってくる。スケーターとしての私を母として認めてくれている娘に感謝している。スケートをやめなくて良かった。娘がいてくれることが本当に幸せ」と母としての思いを力強く語った。
また気になる父親の存在については自ら「父親はいるけれどいないみたいな、複雑(な状況)。私の方が一緒に過ごす時間は長いので父親の強いところと母親の愛情を与えながら一人二役でやっていかないと。傍にいてくれる人がいるのは絶対にいいな!」と声を大にした。交際宣言をしたハビエル・フェルナンデス選手については「婚約はしていない。将来的にうまくいけばいい」と語った。
ちなみにこの日は、報道陣の質問が安藤のプライベートに集中。この状況にしびれを切らした魔裟斗が「(自分は)帰ってもいいですか? 関係ないんだもん」と囲み取材の場を後にするというハプニングもあった。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)