お洒落なママの多くは、自分の子どものファッションにもこだわる。特に自分の服装に関心を示さない幼児の頃は、母親の趣味でコーディネートできるのが楽しい。その中には“ヒーローもの”の衣服を、選択する物差しから外している男の子のママもいるのだ。
お笑いタレントの松嶋尚美は、来月で3歳になる長男と1歳の長女の2児の母親である。松嶋は40歳を過ぎたが、相変わらずカラフルで可愛らしいファッションが似合う。彼女の『松嶋尚美オフィシャルブログ』では度々子どもの写真を載せているが、そのファッションの色使いは松嶋らしいもののデザインはカジュアルで動きやすそうなものばかり。お洒落だが気兼ねなく外遊びもできそうな洋服を、我が子には着せているようである。
11月29日のブログでは、生放送の番組を終えて大阪から帰京する親子3人の様子が綴られている。会社のスタッフらのサポートがあるとはいえ、幼児2人を抱えての移動は大変だ。
その日のブログに、新幹線の座席で袋菓子を食べる松嶋の長男の写真がある。ボトムはタータンチェックのズボン、トップは白地にキャラクターが印刷されているTシャツ。ブログに寄せられたコメントによると、「仮面ライダードライブ」というキャラクターだそうだ。
母親がテレビ番組を見せていなくても、幼稚園などに通い出すとヒーローものに興味を示す男の子が多いらしい。松嶋の長男も、通っているインターナショナル・プリスクールのお友達の影響なのであろうか。ブログによると最近、ヒーローものの洋服を着たがるのだという。
記者の知人は娘が美少女戦士アニメのキャラクターの洋服を欲しがり、それを母として拒みバトルになったという。知人はブランド子供服を着せたがっていたので、折衷案として下着とパジャマを娘の希望通りにしたとのことだった。キャラクターが主張している服は、どうしても着せたくないという母親は少なくないらしい。
しかし松嶋は意外にも息子の希望を快く聞き入れ、ブログでは「男の子のこーゆーの、嫌いじゃないのよね~」とご機嫌な様子。長男の写真から、このヒーローもののトップに色使いを合わせたボトムを彼女が選んでいることが伝わってくる。
だが小学校に入るとヒーローものの洋服は卒業して、男の子はスポーツブランドに移行するケースが多い。シンガーソングライターの岸谷香も長男に有名ブランドの子供服を着せていたが、「みんなが着ているような(スポーツブランドかユニクロ)普通の服が着たい」と言い始めたことをブログに綴っていたことがある。子どもが嫌がることが無ければ、これからも成長していく過程のファッションを松嶋のブログで見せてもらいたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)